以前、成分不足の睡眠導入剤「ハルシオン」の自主回収で書きましたが、昨年秋に私が処方された睡眠薬ハルシオンは、報道されている回収対象のものでした。
昨日、別の薬の処方をしてもらうために、件のハルシオンを処方してもらった薬局に行く機会があったので、会計が終わった時に「これ、回収対象のハルシオンなんですけど」と出したところ、しばし怪訝な顔をされたので「報道されている回収対象の薬です」と再度言ったところ、「お預かりします」と言われて預かられました。
その場で「薬代は返金されないのですか」と聞いてみれば良かったのですが、どうせ大した金額でもないだろうからとその場では何も言わずに帰路に着いたのですが、やはり「処方された時に代金を払ったのに、何で返金されないのか」と気になり、製薬会社のファイザーに問い合わせてみました。
その結果、「薬局で在庫状態になっているハルシオンは回収対象だが、患者に処方されたハルシオンは回収対象にしていない」との回答でした。
これには、まったく納得が行きません。
いくら健康被害が認められないとは言え、薬局から回収されているのですから、明らかに不良品です。
そのような不良品であっても、一旦、薬局から処方されて患者の手に渡ったら「後は知らないよ」と言っているようなものす。
家電品業界や食品業界など、他の業界に当てはめてみたら、どう考えてもおかしいと思うのです。
とは言え、今回のファイザーの担当者の対応自体はとても良かったです。
夜遅く、営業時間外に電話を掛けたところ、「営業時間外なので、営業時間内に掛けなおして欲しい」と言われたのですが、翌日にはファイザーのほうから電話があり、担当者の名前まで告げてもらえました。
ただ、顧客対応体制は素晴らしくても、製品に対する製造物責任という観点では、かつての薬害問題を引き起こした頃と何ら改善されていないのではないかと感じます。
この件について、製薬会社、厚生労働省、または薬局関係者からのコメント、お待ちしております。
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ハルシオン | 今日も、生きてる…

はじめまして。TBいただきありがとうございました。
薬局の在庫分は回収するのに、患者さんの手元に渡ったものは回収しないということ、心情的には到底納得できるものではありませんよね。そのお気持ちは非常によく分かります。
医薬品の場合は他の小売業とは違うケースも出てくると思います。また健康保険という制度的な問題も話がややこしくなる原因だと思います。
お手元の薬を回収すべきだったのか、薬局で返金すべきだったのかについては触れられませんが、こちらのケースについては薬局の対応如何でだいぶ印象が変わってくるのではないかと思います。
あくまで個人的な意見ですが、メーカー(ファイザー)よりもおかかりの薬局の問題が大きいと感じます。
投稿者: くま☆ | 2007年03月09日 19:26
日時: 2007年03月09日 19:26
くま☆さん、コメントありがとうございます。
確かに、薬局のほうも問題かなという気はしますね。
「回収対象になっているハルシオン」と言っても、ピンと来ていないようでしたので。
ただ、諸事情によって、私は薬局を変えられないのが、辛いところです。
投稿者: field_isle | 2007年03月10日 00:02
日時: 2007年03月10日 00:02
はじめまして。「くすりとサプリの総合情報局」管理人のchuunと申します。TBありがとうございました。そして、返事が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
さて、ハルシオンの回収の件では我々も慌てましたが、服用されている患者様は大変心配なされたと思います。
今回の場合、薬品の成分そのものはきちんと含まれており、時間内に薬が溶けきらなかったのが原因とされていますので、現実問題としては効きが少し遅くなるかもしれないということで、実際に効き具合が違うという差異を感じられるケースはほとんどないと思われます。
今回処方された薬が回収されなかったのは、私個人の意見であくまで推察ですが、このとき実際に処方された薬まで回収されていた場合、今回のように返金のこともありますし、代わりに薬を出す場合も処方箋が要りますから、患者さんに負担が発生します。こういった事情を理解していただけるといいんですが、必ずしもそうはなりませんよね。
こういった意味での混乱を避けるため、特に被害は予想されず、効果の差異もほとんどないとすれば、回収しないほうがリスクは少ないとの判断があったのだと思います。あくまで個人的な推察ですが…。
とはいえ、それでも不良品であることに変わりはなく、回収されないことに憤りを感じられることはよく分かります。今回のケースでは、メーカーなり厚生省なりから、一般向けに「回収はされましたが、手元にある薬は飲んでも問題ありません」と言う主旨の分かりやすい説明があればよかったのではないかと思います。
返金の件は、個々の薬局の判断になると思いますので、概ねくま☆さんと同じ意見ですね。薬剤師から十分な説明がなかったのだとしたら、薬局の対応としてはやはり問題ありですね。
投稿者: chuun | 2007年03月13日 14:16
日時: 2007年03月13日 14:16
chuun様、丁寧なコメントありがとうございます。
一点質問があるのですが、「代わりに薬を出す場合も処方箋が要ります」とのことですが、例えば同じハルシオン125mg錠を、患者が持って来たのと同数・同量で交換するのにも、新たに処方箋が必要なのでしょうか。
返金が面倒なのは、手間が掛かるという意味では、分かります(もちろん、商売としてそれは決して認められることではないと思います)。しかし、メーカー回収品にも関わらず、患者の手に渡った薬は、返金もしなければ交換もしないというのは、おかしいと思うのです。
もちろん、薬局の対応にも問題があるとは思います、ファイザーに問い合わせたところ「患者に処方してしまった薬については、薬局には一切指示をしていない」との回答でしたので、ファイザー自身の企業としての姿勢に疑問を感じえません。
投稿者: field_isle | 2007年03月13日 22:01
日時: 2007年03月13日 22:01
説明が足りず申し訳ありませんでした。
今回の場合、0.125mg錠は薬局、病院での在庫は全て回収となっていましたから、同じ薬を出すことはできず、0.25mg錠を半分に割るか、後発品を出すか、あるいは作用の比較的近い薬を出すかのいずれかの方法にならざるを得ず、その場合いずれも0.125mg錠とは異なる薬となるので、処方箋が必要ということになるわけです。
もちろん、他の原因(異物の混入など)で薬が回収となり、他に安全なロットがある場合は、交換等の措置がとられることになりますから、今回のケースは少々特殊だったことになります。
結局のところ、薬局や病院にある商品は回収対象で、処方されてしまった商品は回収対象とならなかったことが、事態をややこしくしたんでしょうね。保険のこともあるので単純にはいかなかったのかもしれませんが…。
ただ、不安を抱えておられた方もこうしていらっしゃったわけですから、どうしても返品したい、他の薬に変更したいといった希望があった場合は、メーカーが処方箋の再発行にかかった実費等をを負担するようなことがあってもよかったのかもしれませんね。
投稿者: chuun | 2007年03月14日 00:01
日時: 2007年03月14日 00:01
chuun様、再度のご説明、ありがとうございます。
なるほど、ハルシオン0.125mg錠は、未だに供給困難な状況にあるのですね。
ところで、ファイザーは次のようなアナウンスもしています。
http://products.pfizer.co.jp/documents/osip/hal02osip.pdf
同種同効品があることをメーカー自ら認めているのですから、処方済みのハルシオンに対しても、製薬会社として何らかの対応をして欲しいというのが、患者としての本音です。
投稿者: field_isle | 2007年03月14日 00:22
日時: 2007年03月14日 00:22