最近、ホワイトカラー・エグゼンプションの話題がメディアによく出ていますよね。
正直、「今さら何を」というのが私見です。
私の勤務先では、もう数年前からホワイトカラー・エグゼンプションに相当する制度を導入しているからです。
ちなみに、上場企業で、法律的にも、対組合的にもそれほど問題のない(少しは問題があるという意味です)運用をしています。


政治家は、よく「サラリーマンが家庭にいる時間が長くなる。」と言いますが、これは的を得た表現ではありません。
仕事の量が減るわけではないので、仮に平日家に早く帰れたとしても、帰宅後に家で仕事をしたり、休日に家で仕事をしたりするわけで、実際に家族と過ごす時間が長くなるわけではないというのが現実です。
下手をすると、会社で長時間残業をして、結局残業代をもらえなくなるという人も出てくるのでしょうね。

中には、会社で短時間で成果を出して定時で退社し、家では家族と団欒できる人もいるでしょう。
でも、そういう人は、今でも会社で残業せずに帰っているでしょうね。
仕事はできる人なので、賞与は普通の人より大目、そして昇給・昇進も早めでしょう。

ホワイトカラー・エグゼンプションという制度を作らなくても同様の運用ができるのに、個人的には、何で今頃そんな制度の議論に時間を費やしているのかが、理解できないです。

ひどい政治家になると、「家に帰る時間が早くなるので、諸々の結果、出生率が上がることが期待できる」と発言する政治家もいます。
お門違いも良いところです。
子供を産んで育てるのに適した医療体制・社会環境・企業体制にないから、子供を持つことに躊躇している人がほとんどなんです。
課題の明確化なしに議論されているようで、これではまともな結論はでないでしょうね。

正直、今の安倍政権は、日本のどのような課題をどのように解決しようとしているのか、さっぱり見えて来ませんね。
早く退陣して欲しいものです。

■関連記事
ホワイトカラーエグゼンプション 中川幹事長が慎重姿勢-政治もニュース:イザ!