プロバイダのブログサービスを使わずに自宅サーバを使う理由

今回、自宅のパソコンにMovable Typeを入れて、自宅サーバとして公開することにしたわけですが、そうすることのメリットを挙げておこうと思います。
裏を返せば、プロバイダのブログサービス(私の場合、DIONのLOVELOG)のデメリットになります。
主なものは2つあります。

まず、プロバイダのブログサービスは、非常に重いことがあるというのが挙げられます。
特に、私が記事を書く夜11時以降は、日によっては「今はサーバがダウンしているのか?」と思うくらいレスポンスが遅いことがあります。
メール投稿などは投稿後トップページの更新に半日かかる例もありましたし、RSSフィードの更新が1時間以上遅れることもあります。記事を投稿したら「内部エラーが発生しました」と出るのは日常茶飯事です。
数百、数千のユーザが使うサービスである以上、ある程度はやむを得ないことではありますが、利用者としてはストレスが溜まるのも事実です。
記事を書きたい時に書けないのは、サービスとして失格でしょう。

もう一つ、これは完全にはウラが取れていないのですが、DIONのLOVELOGはどうもブログ検索サイト宛の更新Pingがちゃんと飛んでいない疑いがあります。
KDDIに対して問い合わせはしましたが、「更新Pingを飛ばしている先のサイトに聞いて下さい」という回答で、個別のブログの調査に対応する気はないようです。
自宅のパソコンであれば、ログ等を使って自分で調査することも可能です。

逆に、自宅サーバを使うことのデメリットは、あるにはありますが、それほど重要ではありません。
常時パソコンの電源をONにしておかないとならないので、電気代が月に数100円かかる可能性があります。ただし、各種の省電力設定を駆使すれば、それほどにはならないでしょう。
あと、ADSL接続なのでIPアドレスが固定でないという問題もありますが、私がドメインを取得したValue DomainはDynamic DNS機能を提供してくれているので、停電した直後の数分くらいしか問題にはなりません。

上記のようなことを考えて、プロバイダのブログサービスをやめて、自宅サーバを使うことにしました。
運用して困ったことなどがあれば、随時、こちらに書いていこうと思います。