ラスベガスのカジノで大当たり


200501290716d8c1.JPG今年の始め、2005 International CES(Consumer Electronics Show)の視察のため、米国ラスベガスに行ってきました。
その時、ホテル内のカジノで大当たりを経験しました。
(左の写真は、私が当たりを出したスロットマシンです。)

宿泊したホテルは、ルクソール(現地ではラクソーと発音します)ホテルです。
ラスベガスでは、ほとんどのホテルが、カジノを併設しています。
ホテルのレストランに行ってちょっと食事をしようとすれば、カジノを通らなければ到達できないような構造になっているんですね。
そんなこともあり、たとえカジノ以外の目的でラスベガスに行ったとしても、カジノの誘惑には多くの人が負けてしまうことでしょう。

カジノと言うと、ルーレットやブラックジャックなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、私がはまったのはスロットマシンでした。
5¢、25¢、50¢、$1など、いろいろな種類のマシンがあります。
$1は「1回で100円ちょっと失うのはもたいないな」という気持ちが強く、プログレッシブ・タイプ(お客が各マシンに掛けて負けた金額が積み立てられ、そのすべてが配当金になる)で2,3回チャレンジしたくらいでした。
ですので、もっぱら5¢か25¢のマシンを使いました。

ホテルには4泊5日して、1日に費やすのは数ドルに抑えようと前もって決めていました。
始めの3日間は、ちょっと当たってもすぐになくなってしまい、カジノコーナーを通るときの短い時間のお遊び程度でした。
大当たりが出たのは最後の夜でした。

夕食後、シャワーを浴びて、「寝る前にビールを飲もう」と、ホテル内の売店でビールを買ったら小銭($1札も含む)ができたので、「よし、最後の運試し」という軽い気持ちです。
1回5¢のマシンに、$1札を3枚投入し、開始時のカウンタは60でした。
小さな当たりを挟みつつ、20-30付近を前後していた時、まず、"7","7","7"が出ました。これで150のプラスで、170近くまで上がりました。
とは言っても、しょせん5¢マシンですので、換金しても1,000円未満です。「どうせ、すぐになるなるだろう」とそのまま続行しました。
小さな当たりを挟みつつ、ついに"BAR","10X","10X"が揃い、ポンポンポンという電子音とともに、カウンタがどんどん上がり出しました。
始めは、「"7","7","7"よりは低いのだろう」と100枚程度かと思っていたら、一向に止まる気配がありません。
驚きつつ、「これはいくらになるのだろう」とスロットマシン上部に書かれた英語の説明を目で追ったら、どうやら3,000枚らしいということが分かりました。
3枚賭けでプレーしていたので、カウンタも1回に3上がるのですが、それでも1,000回の電子音です。多分、4,5分なり続けていたのでしょう。
近くを過ぎ行く人の視線が気になって仕方がなかったです。
おそらく「おっ、大当たりを出したな。でも5¢マシンじゃねぇ」と思われていたのでしょうけど。

この結果、カウンタは3168になりました。
これで終わりにしても良かったのですが、「もう1回来るかも知れない」と思い、「3,000ちょうどまで下がったら終わり」と決めて、3,000ちょうどになったところでフロアレディーに換金をお願いしました。
ちなみに、1,000枚以上はマシンからは出ないのです。(5¢硬貨を1,000枚出されても困りますけど。)
換金手続き中は、マシンは使用不能になり、その間もずっとポンポンポンという電子音が鳴っています。
フロアレディーを待つこと5分くらい、「Congratulation!」という彼女の声が耳に残ったまま、$150を手にして部屋に戻りました。
スロットマシンに向かう前に売店で買ったビールはぬるくなってしまっていましたが、美味しかったです。

こんな感じで、滞在中、トータルでは$120くらいの黒字でした。
最後に換金した$150分の紙幣は、幸運のお守りとして、そのまま封筒に入れてしまってあります。

皆さんも、ラスベガスに行ったら、ぜひカジノにお立ち寄りください。
1日当たりの上限金額を決めて、はまり過ぎないようにするのを忘れずに。