ネットオークション詐欺の様々な手口

IT Proに、ネット詐欺に引っかからない自信はありますか?という記事が出ていました。
ちょっと引用が長いですが。

 予算の範囲内でぎりぎりまでがんばったのに競り負けてしまい,悔しい思いをしているときに,落札価格よりも値引きしてくれると言われたら心が揺らぐ人も多いのではないだろうか。

 しかし,言われるがままに代金を振り込んでも,品物は届かない。出品者に問い合わせると「自分はそんなメールを送っていない」と返事がくる。ここではじめてだまされたことに気づくのだ。オークションで詐欺に遭うと補償を受けることもできるが,この場合はオークションを通していないため,補償の対象外となる。この手口は次点の人を狙うことから「次点詐欺」や「繰り上げ詐欺」と呼ばれている。
 オークションでは,1位の入札者を出品者が削除しない限り,2位以下の入札者のメール・アドレスは出品者には分からない。しかし,オークションで使用しているIDとメール・アドレスが同じ人は多い。例えば,Yahoo! JAPANなら,Yahoo! JAPAN IDを登録してオークションで使う。仮にこのIDが「npc」だったとすると,ネット詐欺師は,オークション画面に表示されているnpcというIDから,メール・アドレスを「npc@yahoo.co.jp」と推定し,メールを送るのだ。
なるほど、オークション詐欺にはこういう手口もあったのですね。

かく言う私も、かつてネットオークションに参加していた頃は、ヤフオクのIDと、ヤフーのメールアドレスの@yahoo.co.jpの前は、一致していました。
おそらく、9割以上の人は、同じになっているのではないかと思います。

怪しいと感じたら、取り引きしないのが一番なんでしょうね。
幸い、私自身は、こうした怪しいメールは受け取ったことがありませんでしたけど。

そもそも、オークションでは、システムを使わない直接取り引きは禁止のはずです。
禁止事項をするのですから、リスクを考慮に入れて、十分な確認をする必要がありますね。

ネットオークションに参加される方は、ご一読を。