BLACK LAGOON The Second Barrage 006【感想】

BLACK LAGOONの2ndシーズンDVDの6枚目です。
第23話「Snow White's Payback」と第24話(最終話)「The Gunslingers」は、日本編の6話中の第5,6話に当たります。
ホテルモスクワのバラライカは、鷲峰組の拠点を着々と潰して行き、組長を継いだ雪緒を包囲して行きますが、雪緒も反撃に出ます。
監視カメラに残った映像を元に、バラライカの手下が移動に使っている車の特徴を知ると、今度は自分達でその特徴を模した車に乗って、銀行強盗をやってのけ、警察がホテルモスクワが使っている車を追うように仕向けます。
銀次と組んで銀行強盗をやってのけた雪緒は、その行為を楽しんでいるようにも見えました。

ロックは雪緒を助けようと、バラライカに直訴までしますが、結局、雪緒を助けることは出来ませんでした。
そもそも、鷲峰組の組長の娘として生まれ育った雪緒自身には、何とかして生き延びようという執着はなく、むしろ、鷲峰組のこと、義理と人情を優先して考えていました。
そのあたりが、そもそも、長い間平凡に生きて来たロックの想像を超えていたのでしょう。
雪緒の最後は衝撃的で、察知したレヴィはロックに「見るな」と叫びますが、ロックはあえて目を背けることなく、雪緒の最後を見届けました。
銀次が命を落とした時点で、雪緒には生きる意味がなくなったこと、それをロックはどうすることもできないと悟ったからでしょう。

一点、気になっているのは、香砂会で発砲された拳銃に残っていた指紋です。
バラライカかロックのものだとすると、バラライカが国際指名手配されることになるでしょうから、きっとロックのものなのでしょうね。
ただ、あのシーンが何を意味するのかは、ちょっとよく分かりませんでした。