Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 牛乳100万本廃棄 「太る」印象、消費者敬遠 牧草スクスク、生産過剰という記事が出ていました。
何とも、もったいない話です。
高カロリー・高脂肪のイメージで健康ブームに乗り遅れた形の牛乳が大量に余り、廃棄処分される異例の事態になっている。「ホクレン農業協同組合連合会」では十八日から、千トン(一リットルパック百万本相当)の廃棄を始めた。昨夏の猛暑で牧草の生育が良好で生産過剰になり、飲料として余った牛乳を加工処理する工場がフル稼働しても追いつかない状況だ。さらに今後は春休みで給食がなくなり消費が激減、合計一万トン以上が廃棄処分される可能性が高い。牛乳は、カルシウムもたくさん含まれていますし、健康にはむしろ良いと思うのですが。
低脂肪乳への加工を増やすとか、CMを増やすとか、そういう対応策があっても良いと思うのですが、なかなかそうも行かないのでしょうか。
また、メディアでもっと取り上げて、牛乳の消費を増やすような雰囲気を作っても良いのではないのでしょうか。
とりあえず、私自身は、これまで朝食時にしか飲まなかった牛乳を、お風呂上りにも飲むようにして、牛乳の消費に貢献しようと思います。
■2006/3/20 22:45 追記
でも、冷静に考えると、大したことないのかもなという気もします。
単純計算ですが、100万本と言っても、日本全国6,000万世帯あると考えれば、60世帯のうちたったの1世帯が、1リットルパックを普段より1本多く買えば消費できる話です。
今回の報道で、「牛乳を飲まなきゃ」と思って購入する家庭が60世帯に1世帯あれば、もう解決しているはずですよね。
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