NTTのカード式公衆電話の故障対応

今日、カード式の公衆電話を使ったら、挿入したテレホンカードが出て来ないというトラブルに遭遇してしまいました。
しかも、その後のNTTの対応も今一つでした。
顛末は以下の通りです。

お昼過ぎに電話をしようと、勤務先のビルの1階の公衆電話にテレホンカードを差し込んだところ、一瞬、度数表示が行なわれたと思ったら、次の瞬間に受話器から「ピー」という音が響き渡りました。
不快な音に何かと思い、反射的に受話器を置いたところ、普通なら出て来るはずのカードが出て来ないのです。
その後、何度も受話器を上げ下げしても状況は変わりませんでした。
試しに10円玉を入れたところ、どうやら通話出来そうだったので、硬貨関係は問題なく、テレホンカード関係の部分の故障のようでした。

電話帳で故障時の連絡先を調べたところ、113とのことで、早速電話して状況を伝えました。
応対した方からは、以下のようなことを言われました。

・他の人が使わないように、「故障中」という張り紙をしておいて欲しい。(正直なところ、午後の始業時間まであまり時間がなかったので気が進まなかったのですが、他の人が同じようにトラブルに遭うと可愛そうなので、わざわざオフィスまで戻って紙とテープを取って来て、張り紙をしました。)
・修理が終わったら、テレホンカードを返すので、ビルの守衛所に届けた上で、オフィスに連絡を入れる。

ところが、夜になっても、オフィスの自席にはまったく連絡がありません。
帰りがけに公衆電話の様子を見たところ、私が張った「故障中」の張り紙は無くなっています。
「どうなっているんだろう」と、再び113に電話したところ、次のように言われました。

・修理したところ、テレホンカードが詰まっているのが分かったので回収した。
・守衛所に持って行ったが、誰もいなかったので、持ち帰った。
・郵送で返却する。

うちのビルは、20社近くのテナントが入っており、日中は7,000人くらいが仕事をしている、かなり大きなビルです。
その守衛所に、日中、人が誰もいないことなど、ほとんど考えられません。
と言うより、警備システム上、ありえない事です。

万が一、奇跡的に守衛所に人がいなくても、故障した公衆電話のすぐ近くには、常時、ビルの警備員が立っています。
警備員に話しかけて無線で守衛所に取り次いでもらうことなど、造作も無いことです。

なぜ、私のテレホンカードが持ち帰られたのか、持ち帰った後、一体どうするつもりだったのか。
まさか、後日、また守衛所にテレホンカードを届けに来るつもりだったのでしょうか。
そこまでNTTの工事担当者が暇だとは考えにくいのですが。

まあ、郵送で返してもらえるとのことなので、実害は無かったのですが、信じられないなあというのが正直な感想です。
高々数百円の残度数のテレカなので、どうでもよいと言えばどうでもよいことなのですが、やはり金額の問題ではないと思っています。

■2006/8/12 追記
8/8(火)の夜に「郵送で返却する」と約束してもらったのですが、未だに返却されて来ません。
民間では考えられない対応なのですが... そう言えば、NTTは民営化されてNTTという名前になったんですよね。
結局、元々のお役所体質が抜けていないんでしょうかね。
とりあえず、メールでクレームしてみることにします。

■2006/8/14 追記
会社のメールをチェックしたところ、8/9(水)の午後にNTTから職場に連絡があったとのこと。
電話したところ、8/8(火)の夜に私が113に電話して伝えた内容(郵送で返却するという約束)は、テレホンカードを回収した部署にはまったく伝わっておらず、私のテレホンカードは未だにNTTにあるとのこと。
まったく、ひどいものです。
激しくクレームして、郵送での返却を再度依頼しました。