これまでずっと(10年以上)メーラーとしてEudoraを使って来ていたのですが、Windows XPからWindows 7にしたところ、起動時にセキュリティの警告が出ること、起動後初回のメール取得が必ず失敗すること(2回目からは問題なし)という操作性の難が嫌になって、どうしようかと考えていました。
Thunderbirdへの乗り換えも考えたのですが、調べていたらEudoraのOpen Source Edition(OSE)が出ているとのことで、データのバックアップを取った上で、乗り換えてみました。
結果はまずまずで、しばらくはEudora OSEを使うことになりそうです。
乗り換えに際して一番拘っていたのは、Eudora 6.2J以前で扱っていた過去メールが使えることです。
これは、Eudora OSEのインポート機能で「ほぼ」解決出来ました。
「ほぼ」と書いたのは、ごく一部のメールがインポート時の変換で文字化けしてしまったこと、変換の結果メールの本文の一行目に<!--"charset=iso-2022-jp"-->といった1行が挿入されてしまったこと、があったからです。
が、個人的には許容範囲と考えています。
あと、Eudora 6.2Jでは本文と別に添付ファイル専用のディレクトリに保管されていた添付ファイルも、インポートによって、Eudora OSEで受信した場合と同じ形式に変換されていたのには、ちょっと驚きました。
開発チームのほうで、互換性にはかなり気を配っていたようです。
唯一の不満は、日本語化されていないことですが、日本語メールの扱い自体には問題はないので、支障はないですね。
なお、私の環境のエンコード設定は、Options→Display→Formatting→Fonts→Advancedの設定で、送信時はISO-2022-JP、受信時はShift_JISにしています。
過去メールの受信時設定がShift_JISだったので、こうしておかないと、Eudora OSEにしてから新たに受信したメールの表示とEudora 6.2Jの時に受信したメールの表示で、表示の文字化けを直すために表示用文字コード設定をし直す必要があるからです。
まあ、Shift_JISに変換できないような文字でメールのやり取りをすることはないでしょうから、一生この設定で大丈夫だろうと思っています。
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