逆張り株式システムトレードの失敗に学ぶ

これまで、このカテゴリの記事で書いてきた逆張り主体の株式システムトレードですが、5491 日本金属を返済買いで大きな損失を被ったこともあり、これを機に逆張りからは完全に足を洗おうと思います。
思えば、これまでも大損をしたのはすべて逆張り、しかも空売りでした。
この1年以上、Excelマクロで売買銘柄抽出プログラムを組んで、日々データ解析をしていましたが、結論としては、自分のアプローチではうまく行かなかったということだと認めざるを得ません。

逆張りは基本的にリバウンド狙いの手法ですが、資金の回転率が良くありません。
利益を出すために、初めに手掛ける際にはある程度の乖離率のところで指値をするのですが、そこまで乖離せずに注文が約定しないことがほとんどです。
逆に、ある程度の乖離率まで到達してうまく約定しても、リバウンドせずに、空売りでは暴騰、買いでは急落が続くことが稀にあり、その場合の含み損は時として大きなものになりかねません。
そうなると、精神的にも良くないですし、仕事中である日中の取り引き時間中は、どうしても株価が気になってしまいます。

上記のようなことから、今後も株式売買は趣味として続けますが、逆張りだけは金輪際やめることを決意した次第です。