KDDIひかりoneの実効速度

これまで、KDDIのメタルプラスネットDION ADSL 10Mコースを利用していたのですが、本日、KDDIひかりoneに切り替えました。
工事自体は1時間足らずで終わって、宅内設定も4つの機器(パソコン3台、プリンタ1台)で1時間余りで完了しました。

ADSLから光にすると、やはり快適さが増しますね。
特に、Webブラウジングでの画像や動画に関してストレスが減ります。
私の場合、会社提供のディスクレスPC(画面データだけが会社から自宅のディスクレスPCに転送されるもの)を自宅から使うことが多く、操作性がかなり改善しました。

ひかりoneの実効速度は、上りで28Mbps、下りで30Mbpsといったところです。
ただ、100Mbpsよりかなり低いのは、光回線の問題と言うより自宅の無線LAN(802.11gなので54Mbps)の問題のようで、我が家(一戸建て)では宅内で有線接続にした場合は上り下りとも50Mbps以上出ました。
とは言え、現状ではサーバー側がそれほど高速な転送能力を持っていないことが多いので、自宅側の実効速度が10Mbps以上であれば、使用感にほとんど差は出なくなると思います。

ところで、実効速度を測った際に、戸惑うことがあったので書いておきます。
と言いますのは、ブロードバンド向けのスピード測定サイトの中には、非力なサーバ(または非力なバックボーン)を使っているところがあり、測定結果が1桁低い場合があります。
速度測定 スピードテスト ブロードバンド「速度測定 スピードテスト」は、はっきり言って、光回線で測定するには不向きなです。回線開通直後に試したら3Mbpsと出て、「これまでのADSLとほとんど変わらないじゃないか」と驚愕しました。あやうくKDDIに問い合わせの電話を掛けてしまうところでした。
逆に、速度測定システム Radish Networkspeed Testingは光回線での測定結果もかなり正確です。別途いくつかのサイトとのファイルの送受信(主にftp)をやって試した結果の最高値と、ほぼ同じ値が表示されました。
ご参考まで。