BLACK LAGOONの2ndシーズンのDVD2枚目です。
実は、既に6枚目まで一度見終わっているのですが、改めて観た感想を書いてみます。
第15話は、双子編(ヘンゼルとグレーテル)の最終話でした。
エンディングで言うと、日本編の最終話に次ぐ衝撃度だったと思います。
バラライカは、最後まで冷静でしたね。
双子の男の子(ヘンゼル)のほうは、バラライカの罠にまんまとはまってしまいました。
やはり、戦場経験者には敵わないのですね。
狙撃手の腕も半端ではなく、それだからこそ、バラライカは噴水のそばで朝までずっと待っていられたのでしょう。
一方、双子の女の子(グレーテル)のほうは、エダの紹介で、ラグーン号に乗って逃亡を計りました。
ダッチも、状況をすべて理解した上で、よく依頼を受けたなとは思います。
プロ意識なんでしょうね。
それに対して、バラライカは「義理や情で動いているのではないのね」とダッチに確認した上で、「後悔も後腐れもなしね」と言って、ラグーン号も含めてグレーテルの討伐の手を打ちます。
バラライカらしいですね。
もし、グレーテルがまんまと逃げおおせることが出来たとしても、きっと、ラグーン商会と手を切るということはないのでしょう。
さて、ラグーン号が無事に港に着いて、グレーテルはうまく逃げられるのかなと思ったのですが... ロックに向かって「お兄さん、またいつか。またいつか会いましょうね。今度は、二人で、ランチバスケットを持って」と言った直後、引き渡す予定だった逃がし屋に撃たれてしまいます。
この時グレーテルがロックに向かって発した言葉は、おそらくは本心で、本当に殺しの世界から足を洗えたのではないかと思えてしまいました。
あれだけの大量殺人を犯した(ストーリー的には討たれて当然)というのに、何故か、この時のグレーテルを見て「可愛そう」と思えてしまいました。
一方、グレーテルの死を間の前で見て、憤慨するかと思えたロックは、一瞬は驚きの表情を見せたのですが、その後は意外にも冷静でした。
「綺麗だわ。空」というグレーテルの最後の言葉が、唯一の救いだったのかな、と思います。
ロックも、この世界に染まってきたのかも知れません。
第16話は、偽札作りの女の子ジェーンの話でした。
冒頭のレヴィの部屋は、すごかったですね。エアコンは自分で撃って壊したのでしょうか。
教会に逃げ込んだジェーンですが、追っ手も軽率でしたね。
教会内のエダとレヴィに向かって撃ってしまったのが、運の尽きでしたが、幸い、誰も命を落とすことなく、車が穴だらけになって大破するだけで済んだようです。
エダは、ロックとの仲のことで、レヴィをしばしばからかっていますが、レヴィも正面気っての反論はしなくなりましたね。
まあ、レヴィは一応ヒロインなので、主人公(?)のロックと、そういうのもありなのかなと思わなくもないです。
それにしても、ジェーンにホテルを紹介したエダはしたたかですね。
このあたりが、レヴィとは大違いですね。
続きは、003の感想で。
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