CLANNAD AFTER STORY 第5話「君のいた季節」【感想】

今回から、春原の住んでいる寮の管理人さんである、美佐枝の学生時代に纏わるストーリーでした。
どうも、しばらくは、2話単位で注目されるキャラクターが変わる展開が続きそうです。

寮を訪ねて来た岡崎と渚に対して、美佐枝が、岡崎が渚をデートに連れ出さないことに関して、「他の男に古河さんがさらわれちゃうわよ」と言ったところ、渚は「そんなことありません。私、別の人にさらわれたりなんか」と恥ずかしいことを言っていました。
岡崎と渚の恋人関係も、AFTER STORYではすっかり地に足が着いたようです。

美佐枝が渚と話し込んでいる間、ななしの猫に見入られた岡崎は、「いいかい。このお守りには光が入っている。お前は今からあの人のところに行って、一つだけ願い事を叶える」という声を耳にします。
これが、岡崎に向けられた言葉なのか、かつて、その猫が耳にした言葉なのかは分かりませんが、とにかく場面は美佐枝の高校生時代にスリップします。

美佐枝は五十嵐が好きなのですが、実は五十嵐には恋人がいます。
志麻(おそらくは、あの猫)は、美佐枝の願い事を叶える一環で美佐枝のそばにいるのですが、五十嵐から、自分に彼女がいることをそれとなく美佐枝に伝えるよう頼まれてしまい、苦悩しながらも、半ば例え話として美佐枝に伝えます。
事情を知らない美佐枝は、志麻に「振られて落ち込んでいるところは、言い寄るチャンスではないか」と言ってしまいますが、志麻は「自分にはそんなことは出来ない」と言い、たまたま通り掛かった五十嵐とその彼女を見て、美佐枝もようやく意味を理解します。
美佐枝と志麻が、今後どうなるのか、特に、美佐枝が何をお願いとしたのか、気になるところです。