SATAシールドケーブルによる性能向上

SATAケーブルを交換したので、ついでにSATAケーブルの違いによるデータ転送速度の違いを測定してみました。
具体的には、シールドタイプのケーブルとノーマルケーブルとの違いです。

マザーボードはASUSTEK M4A785TD-M EVO(AMD785G+SB710チップセット; SATA2(3Gbps))で、ドライブはSSD(SILICON POWER SP064GBSSDE25S25; SATA2)とHDD(HGST HTS541010A9E680; SATA3)で試してみました。
ケーブルは、ノーマルケーブルはマザーボード付属のSATA2(3Gbps)用のケーブル、シールドケーブルはミヨシのJST-3S05/YLという3重シールドの6Gbps対応ケーブルです。

結論としては、SSDでもHDDでも、シールドタイプにすることで数パーセントの性能向上が見られます。
ただし、あくまでベンチマークの結果であり、普通にアプリを使っていて感じられるほどのものではありません。
その数パーセントのためにわざわざケーブルを買い替えるかは、微妙なところだと思っています。
新しく自作パソコンを組むのであれば、あらかじめシールドタイプのケーブルに揃えるのはありだと思います。

■SSDの性能(CrystalDiskMarkの結果)
SSD_no_shieldSSD_shield
ノーマルケーブルシールドケーブル
■HDDの性能(CrystalDiskMarkの結果)
HDD_no_shieldHDD_shield
ノーマルケーブルシールドケーブル