昨日、今の持ち家に引っ越して来た時に外構工事をしていただいた造園業者さんに来ていただいて、庭木の剪定をしてもらいました。
結果的には、後悔する結果になってしまいました。
見積りの際にお願いしていたのは、南側の赤目出しと北側のソヨゴの剪定でした。
が、ついでという感じで、もちろん在宅していた家内の許可を取った上でのことですが、南側の、息子が生まれた時の記念樹の百日紅までもが剪定されてしまいました。
百日紅は息子が2歳になる前に、息子と同じ歳の樹ということで記念樹として植えていただいたものです。
これまで私だけが選定をしていて、毎年、息子の身長を下回った部分だけ枝を落として、息子の身長よりも高いところは一切手を加えない、10年間、そういう育て方をして来ていました。
百日紅の剪定は私だけがしていたことは家内も知っていたと思うのですが、上記のように息子の成長と関連付けて選定していたことまでは、家内には明確には言っていませんでした。
造園業者に百日紅はどうしますかと聞かれて、追加料金は発生しないということで、家内のほうで剪定をOKしてしまったとのことでした。
ちゃんと言っていなかった私がいけないのでしょうけど、百日紅は見積書には書かれていないことであり、勤め人の私は、まさか見積書に書かれていない百日紅までもが剪定の対象になるとは、まったく思っていませんでした。
何も知らない人は、きれいに剪定されているなと思うのでしょう。
でも、10年間、私だけが、息子の成長に関連付けて剪定していた百日紅が、いきなり他人によって全然違った姿にされてしまい、正直、以前の百日紅と同じように思うことが出来なくなっています。
百日紅以外にも、芝生の中の草むしりであったり、他にもあちこち綺麗にしてもらっていて、そういう面では、とても良い業者さんなのでしょう。
しかし、今の我が家の庭は、これまでの「私の家の庭」だと私には思えなくなってしまいました。
これまで、休みの日に時々庭仕事をしていましたが、今後は、もう、その意欲が湧かないのではないかと思っています。
今日は、昨日の造園業者の作業とはまったく別の理由で、会社のほうは有給休暇をいただいていました。
が、朝、きれいに剪定されてしまった百日紅を見て、見るに堪えなくなって、お昼前からは外出して、夕方に一人で飲み放題のお店に入って、深酒をしてしまいました。
多分、精神状態がおかしくなっているのだと思います。
いつ元に戻るのか、もしかしたら、もう二度とは戻らないのかも知れません。
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