通信販売で物を買う場合、商品や販売店の評価やレビュー内容を見て安心して取引できるかを見るのですが、Amazonの評価は当てにならないなと思い始めています。
評価が高い商品でも、レビューを見るとさくらによる評価ばかりということも少なくありません。さくらであるレビューの見分け方については、ここでは書きません。
先日、さくらではなく、実際の購入者によるレビューを高評価にする手法に遭遇しました。「☆5つを付けると無料でプレゼント」です。
私がAmazonで購入したのは1,500円程度の自転車カバーでした。
買ってからしばらくして、同梱物の中に「☆5つを付けると無料プレゼント」というカードが入っていたのに気が付いて、実際に商品にも不満はなかったので、☆5つをつけて無料プレゼントをもらおうとしました。
ちなみに、無料プレゼントの対象になっているものは、標準価格では自転車カバーよりもはるかに高いものばかりでした。
指定されたURLから無料プレゼントの申し込みをしたのですが、送り先住所を正しく指定することが出来ませんでした。
私が自転車カバーを購入した時はコンビニ受け取りを指定していたのですが、コンビニ受け取りが出来るのはAmazonからの発送の場合のみで、店舗から直接発送される場合にはコンビニ受け取りが出来ません。
デフォルトの送り先住所はコンビニの住所になっていて、送り先を自宅住所に変更しようとしたところ、システムの不良なのか、全フィールドを正しく埋めても、先に進めませんでした。
30分ほど格闘して、断念しました。
そこで、Amazonのレビューで、星を4つにして、上記の無料プレゼントの件をレビューコメントに書き込みました。
商品のレビューはAmazonのチェックが入るので、Amazonに対して無料プレゼントで☆5つを得ようとしている店舗があることをAmazonに伝えるという目的も込めて、です。
数日後、Amazonの確認が終わって、私のレビューコメントが公開されました。
その翌日、店舗からダイレクトメールが届いて、その日は対応しないでいたら、翌々日にもダイレクトメールが届きました。指定された住所に無料プレゼントを送るので☆を5つに修正して欲しい、というお願いです。
どうするか悩んだのですが、実際、自転車カバー自体には満足していて☆5つと評価することに心は痛まなかったので、☆5つにしてレビューの内容も書き換えて、無料プレゼントとしてヘッドホンを送っていただきました。
こうしたことが横行しているとすると、実は本当は☆3つか4つが妥当な商品でも、無料プレゼントによって☆5つとなっているケースがかなりあるのではないかと思います。
Amazonで買い物をする際、注意する必要があると感じました。
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