右上の奥歯の詰め物が外れて歯科に通院、健康な歯を勝手に削られた件

先週末に右上の奥歯の詰め物が外れてしまい、藤沢駅近くのダイエーにある歯医者さんに行って来ました。
ホームページに「できるだけ歯を削らない」とあるのは正しくないです(この歯医者さんだけではないですが)。
奥歯の詰め物が取れた旨を伝えて電話予約してから行きました。

在宅勤務中の午後の貴重な空き時間で、外れた被せ物の金属をすぐに詰め直してもらえると思っていましたが、まず、歯茎の検査と歯の掃除が開始されました。
歯茎の検査の必要性に関する事前説明はなく、検査結果の説明も最後までありませんでした。読み上げられた数字から何本かは歯周ポケットが4mmで厚生労働省のホームページの基準では初期の歯周病なので、歯磨きに関する注意喚起はあって然るべきだったと思います。

その後で奥歯のレントゲンを撮られて貼り出されましたが、奥歯の状態に関する説明は一言もありませんでした。素人目には虫歯になっていないように見えてホッとしました。

歯科衛生士から歯科医に交代されて、治療に際して、持って行った詰め物の再利用を何度も依頼しましたが、「金属がボロボロになっていて詰め直しには使えない」との説明でした。歯のほうが虫歯になっているためとは言われませんでした。
この時点で治療室に入ってから1時間経過しており、それから麻酔を伴う治療をするため2時間ほどは口が不自由になるとの説明が歯科医からありました。夕方には仕事で電話会議をすることになっており、無理でした。

時間の都合でお断りしてセメントによる応急処理をすることになりましたが、セメントを入れる直前、事前に何の説明もなく、いきなり残っていた奥歯の角のあたりををドリルで削られました。
削られた後で、以前の診察で撮影された写真とともに「仮詰めのセメントの厚みを出すため、この部分を削った」と、真顔で説明されました。
一生物の再生ができない歯よりもたった数日の間の仮詰めのセメントのほうが大事というのが、こちらの院長のお考えのようです。
歯科の世界にはそういう考え方があるのでしょうけど、私にはまったく納得が行きません。
あまりのショックと怒りで、上着とカバンを忘れて席を立ってしまったほどです。
帰宅して鏡で見て奥歯の表面がずっと少なくなっていることを確認して、放心しました。

私はまだすべての歯を保っていますが、将来はじめに喪失するの今日削られた奥歯になるのだろうと落胆しています。
「歯を削らない」というホームページの記載を見て通い始めましたが、心底後悔しています。
削られた歯は二度と再生しません。
自分の歯を大切にしたい方は、よくよく注意して欲しいと思います。

■2020/4/11 追記
他の歯医者に行って診てもらった結果、この歯医者で削られた部分について「こんなに歯の角が小さいとすぐに割れてしまうので、削って取って全面を覆う被せ物にするしかない」という説明を受けました。
お医者さんが患者さんの身体の健康な部位を断りもなく傷つけたら罰せられるのに、どうして歯医者さんは健康な歯を断りもなく削っても罰せられないのでしょうか。
おかしいと思うのは、私だけでしょうか。

■2020/5/19 追記
Googleマップの口コミに同様のことを書いたら、その後、その歯科医から我が家に何度も電話が来ています。
家内が「主人は話す気はないと言っている」と私に取り次がないで断っているのですが、流石に家内ももやもやして来ており、Googleマップの口コミを削除しました。
その結果、その歯科医のGoogleマップの評価は星5つになりました。
納得できませんが次は「訴える」と言って来そうなので、仕方がないです。