ラトックシステムのMPEG TVキャプチャ CardBus PCカード REX-CB90TVを導入しました。
アンテナブースターを設置したことで、満足できる映像レベルになりました。
(REX-CB90TVを導入(前編)から続いています。)
設置したアンテナブースターは、Yahoo!オークションで落札した、マスプロのVCW20というものです。
中古品で、落札価格は1,300円でした。
アンテナブースターは、新品だと3,000円台から数千円するようですが、中古品だと1,000円台からでもけっこう買えるようです。
以下、接続形態ごとの画質の比較結果です。
こちらは、アンテナブースターを利用せず、室内のアンテナ端子から直接キャプチャカードに接続した時の映像です。
かなりノイズがあります。
動画にして見た時には、これほどノイズは目立たないのですが、静止画にすると歴然です。
次に、室内のアンテナ端子から、アンテナブースターにつなぎ、そこからキャプチャカードに入れたときの映像です。
ノイズはまったく見られません。
それまで、ノイズがある映像に慣れてしまっていたので、つないで見た瞬間、ここまで画質が良くなるのか、と感動しました。
アンテナブースターの威力は絶大です。
しかし、我が家はリビングにアンテナ端子が1つしかなく、パソコンとビデオがリビングにあります。
毎回アンテナコードをつなぎ変えたくはありませんので、アンテナ端子から、アンテナブースター、分配器(Victorの2分配器VZ-78)、そしてパソコンとビデオとにつなぐようにしました。
やはり、分配器を入れるとどうしてもノイズが入ってしまうようです。
永久保存用の映像には向かないかも知れませんが、「1回観たら終わり」という用途では、十分満足できる画質だと思います。
整理すると、こんな感じです。
(1) CardBusの供給電力によっては、USB経由での追加給電が必要。少なくとも、HP nx9030/CTでは必須。セルフパワー式(ACアダプタ付き)のUSBハブがあれば、そちらから給電するとなお良いかも。
(2) テレビやビデオで普通に映る電波レベルでも、REX-CB90TVには不十分なことがある。その場合にはアンテナブースターを入れるとかなり効果的。
(3) 分配器を使うと画質が劣化するので、できれば、室内で分配器を使うことは避けたほうが良い。
総合評価としては、満足できる製品だと思います。
価格.comの口コミ掲示板も参考になりますね。
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