ガンダムSEED DESTINY Phase-35 混沌の先に【感想】

SEED DESTINY第35話についての感想です。
前回のガンダムSEED DESTINY Phase-34 悪夢【感想】に引き続いて、アニメ誌はほとんど読んでいないので、あくまで放映を見ての感想です。

インパルスに倒されて核爆発を起こしたフリーダムでしたが、キラはあのような形で生き残っていたのですね。
「あの爆発で、コクピットを含む上半身だけがあんなふうに綺麗に残るわけないだろう」という気がするのですが、そこは、突っ込んではいけないところですよね。
キラーは、かつてラクスから託されたフリーダムを失ったことにかなりショックを受けているようですね。
いくら無敵のキラとは言え、それはフリーダムという機体があってのことなので。
オフィシャルホームページに掲載されているストライクフリーダムがキラの次の機体なのでしょうけど、いつ、どのように登場するのか、楽しみです。
予想では、クライン派が秘密裏に製造しているのではないかと思っているのですが。

今回も、イザーク、ディアッカの登場シーンがありました。
やはり、今後の展開に、彼らも絡んできそうですね。

本編の最後に、デュランダル議長から、シンとアスランに、それぞれデスティニーとレジェンドが次の機体として提供されうことが明かされました。
私の予想では、レジェンドはレイが乗るのではないかと思っていたので、ちょっと意外でした。
デュランダル議長としては、アスランに対して、「次のいい機体を提供するから、これからもザフトで頑張ってくれよ」という表情をしていましたが、アスランの表情からは、デュランダル議長に対して疑念を持っているのがありありと分かりましたね。

来週は、「アスラン脱走」ですか。
「嵐の海の、飛び立て、グフ」ということなので、アスランは、レジェンドを使うのではなく、グフを乗っ取っての脱走なのでしょうね。
予告編の前後の流れからすると、ルナマリアも一緒に行くのでしょうか。

これで、アスランがキラと合流するとして、アークエンジェルは一体どんな大義名分の元で戦うのでしょうか。
今の世論は、完全にデュランダル議長の思惑通り「ロゴスをつぶせば、本当に平和な世界が来る」という期待一色に染まっています。
今のラクスが偽元(ミーア)だと告発したところで、あるいはラクス暗殺未遂事件をメディアで報じたところで、世論を動かすことはできないでしょう。

地球連邦側(ロゴス側)が、さらに新兵器(と強化人間)を投入して、さらに激しい全面戦争になって行くのでしょうか。
でも、最終兵器とも言えるデストロイがあっと言う間に倒されてしまった今、それに続く兵器がすぐに投入される気がしません。

先が読めないですね。
だから、SEED DESTINYは面白いのですが。