SEED DESTINY第47話についての感想です。
前回のガンダムSEED DESTINY Phase-46 真実の歌【感想】に引き続いて、あくまで放映を見ての感想です。(アニメ誌はほとんど読んでいない、と言いますか、読まないようにしているので。)
オープニングが前回のおさらいだったので、もしかしたら、今回は総集編ではないかも知れないなと思って見始めました。前半はミーアの回想中心の総集編でしたが、後半にはデュランダル議長のDESTINY PLAN発動に関する声明が発表され、話の進展がありました。
ミーアは、元々は自分自身でデビューしようとして音楽活動をしていたとのこと。
そこを、デュランダル議長にラクスの代役として抜擢されたようです。
しかも、時期的に言うと、ユニウス7の地球落下テロよりもかなり前からデュランダル議長に目を掛けられ、整形手術を受けていたようですね。
もしかして、ユニウス7を利用したテロ計画さえ、デュランダル議長は知っていたのか、あるいは、デュランダル議長自身が糸を引いていたのかも知れません。
キラもラクスも、暗殺部隊に狙われなければ、デュランダル議長のことを疑うことはなかっただろうとのこと。
それはそうですよね。
では、何故、デュランダル議長は本物のラクスを友好的に巻き込もうとせずに、暗殺してまでミーアをラクスに仕立て上げようとしたのでしょうか。
やはり、デュランダル議長のDESTINY PLANは、あまりに荒唐無稽過ぎて、相応の事前準備がなければプラントにも地球の人々にも受け入れられないと、デュランダル議長自身が知っていたのでしょう。
それが、SEED DESTINYの始まりだったのかも知れません。
タリアは、デュランダル議長の声明を聞いて、思わず「ギルバート」と口に出していました。
やはり、かつて、婚姻統制によってタリアと別れざるを得なかったという事実も、デュランダル議長がDESTINY PLANを考案するきっかけになったのではないかと思います。
つまり、もし自分が、産まれた時から、結婚する相手が決まっていれば、タリアと出会って、恋人になって、別れる、そういうステップを避けられただろう、というデュランダル議長の個人的経験も、DESTINY PLANにつながっていたのでしょう。
予告編を見たところ、来週は、勢力が真っ二つに分かれることになりそうです。
今回の本編でキラの言った「ラクスはこうだからって、決められるのは困る。そうじゃないラクスは、要らない、とか。そんな世界は傲慢だよ」という感情を持つ人々は少なくないでしょう。
デュランダル議長が「既に存在する最大の敵、それは、いつになっても克服できない、我ら自身の無知と欲望だということを」と言ったとき、多くの人の表情が曇りました。
一方で、自分が定められた役割をこなすことで、皆が、平和に、幸せに暮らすことができるのなら、ある程度、運命が決まっていても良いと思う人々もいるのかも知れません。
今回のミーアのように。
でも、それは、いい役柄があたった人ならではの感情だと思います。
自分が出来ると思うのよりも良くない役柄を与えられたら、体制に反感を抱く人が出てきて、レジスタンスを生み、結局は戦わざるを得ないのです。
次回以降(と言っても、あと3話...)ですが、タリアは、DESTINY PLANに反感を持ちつつも、プラント側につくのでしょう(そうでなければ、デスティニーとレジェンドがプラント側の戦力になれない...)
イザークとディアッカは、果たしてどちらにつくのでしょうか。
それと、シンが、DESTINY PLAN、すなわちデュランダル議長が真に目指すところを知っても、デュランダル議長を盲信し続けて行くのか、あるいは、今度もまたレイにうまく言いくるめられるのか、気になるところです。
ルナマリアは、メイリンのことがあるだけに、複雑な気持ちでしょうね。
それにしても、本編の最後のラクスの表情、かなり怖かったですね。
前作を通して、ここまで怒りのこもった、キツイ表情描写は、初めてではなかったかと思います。
ちょっとびっくりしてしまいました。
閑話休題。
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