ガンダムSEED DESTINY Phase-46 真実の歌【感想】

SEED DESTINY第46話についての感想です。
前回のガンダムSEED DESTINY Phase-45 変革の序曲【感想】に引き続いて、あくまで放映を見ての感想です。(アニメ誌はほとんど読んでいない、と言いますか、読まないようにしているので。)
大方の予想通り、今回、ミーアがお亡くなりになりました。ただ、ラクスをかばっての死というストーリーは、意外でした。
そして、次回以降で残り話数が4話という状況で、今後、SEED DESTINYの物語がどのように展開されて行くのか、まったく予想ができないです。

設定についても、かなり疑問はあります。
ザフト軍がレクイエムを破壊し、ジブリールを討ったとは言え、世界はまだ混乱のさなかです。
そのような状況で、ラクスが月面都市コペルニクスの市街にショッピングに出掛けたり、まして、相手の罠と判っている劇場にあのような少人数で足を運んだりするでしょうか。
アスランは「ちょっとあきれているだけだ」と頭を抱えていましたが、キラの発想はちょっと能天気過ぎるのではないかと思います。
しかも、買い物中には、キラもアスランも、何度も「ラクス」と名前を口にしていましたし、ちょっと軽率過ぎるのではないかと。

「大丈夫だよ。アスラン。罠だって分かっているんだし」と言って行った先の劇場でも、今回は運良くアスランの陰になっていてスナイパーに狙撃されずに済みましたが、腕の良いスナイパーだったら、一瞬の隙でも狙撃されていたでしょう。
ラクスを失ったら、オーブ軍もアークエンジェルも、デュランダル議長に立ち向かうことは出来なくなるのです。
そうした状況の展開としては、今回のストーリーは、正直なところ不満です。

ところで、キラは、ネオのことを、すっかり「ムゥさん」と呼んでいましたね。
アカツキでかけつけた時には「遅いです。ムゥさん!」と言っていましたし。
ネオがどれくらい、以前のムゥとしての記憶を取り戻しているのか、そもそも、自分がムゥであったことを認めているのか、気になるところです。

次回ですが、予告を見る限り、どうも、ミーア視点での回想、総集編の色が強いのではないかと思います。
今回がPhase-46ですので、残りあと4話、そのうち1つを回想(総集編)に使ってしまったら、実質あと3話しかないです。
さらに、どうも、レイ視点での回想の回もあるのではないかと思います。

宇宙に出たアークエンジェルに戦闘の機会はあるのか、そして、SEED DESTINY自体、最終回がいったいどういう結末になるのか...
考えられるのは、アルザッヘルにいる大西洋連邦大統領が、オーブとともに何らかの動きをして、それをきっかけにミネルバvsアークエンジェルで戦闘になることでしょうか。
少なくとも、エターナルに搭載されたミーティアが、フリーダムとジャスティスで使用される機会は来ると思うのですが。

心配事として、どうも、Ζガンダムのように、中途半端な終わり方になる気がしてなりません。