先日の記事DION ADSL 3Mコースへの切り替えと無線LANレンタルサービスで書いた無線LAN機器の買い替え検討の経過です。
レンタル機器が届きましたので、導入してみました。
DION無線LANレンタルサービスの電話申し込みをしたのが10/12(水)で、レンタル機器が届いたのが10/15(土)の午前中でした。
申し込みの際には「1週間ほど掛かる」と言われていたので、週内に届くとは思っておらず、びっくりしました。
やはり、バックボーンがADSL 3Mであっても、802.11b(11Mbps)と802.11g(54Mbps)とで通信速度に違いが出るようです。
以下、手持ちの機器との組み合わせを含めた性能測定の結果です。
親機 | 子機 | 通信規格 | 平均速度 |
---|---|---|---|
NEC Aterm WL54AG[製品仕様] | NEC Aterm WL54AG-SD[製品仕様] | 802.11a | 2.49Mbps |
NEC Aterm WL54AG[製品仕様] | NEC Aterm WL54AG-SD[製品仕様] | 802.11g | 2.46Mbps |
NEC Aterm WL54AG[製品仕様] | アイ・オー・データ機器 WN-B11/USBSL[製品仕様] | 802.11b | 2.13Mbps |
アイ・オー・データ機器 WN-G54/AXP(802.11b/g[製品仕様]) | NEC Aterm WL54AG-SD[製品仕様] | 802.11g | 2.09Mbps |
アイ・オー・データ機器 WN-G54/AXP(802.11b/g[製品仕様]) | アイ・オー・データ機器 WN-B11/USBSL[製品仕様] | 802.11b | 1.97Mbps |
こちらのサイトで10回測定し、その平均値を出しました。
アクセスポイントと無線LANアダプタとの距離は10mくらいで、直線上には壁があるのですが、少し(5°くらい)の回折で電波が届く感じです。
結論としては、これまで使っていた機器(親機子機ともアイ・オー・データ機器)を使った組み合わせよりも、レンタル機器同士の組み合わせにしたほう速度が出るようです。
ただし、この数値では、体感速度としての変化があるかどうかは微妙なところです。
概観の観点では、現在、無線LANのアクセスポイントとADSLモデムの2つを並べて設置しているのが、ADSLモデムだけになるというすっきり感は魅力があります。
10月分のレンタル料はサービスで、11月のレンタル料は必ず掛かるということでしたので、今のところ、11月末までレンタルを継続し、11月末でレンタルサービスを解約するつもりです。
それまで、1週間ごとに接続形態をいろいろと変えてみて、違いが気になることがあれば、レンタル終了後、冬のボーナスで無線LAN機器を購入するつもりでいます。
あと、1点、DIONからレンタルした機器の仕様について、私のほうで誤解がありました。
トリオモデムと言うくらいなので、PC-アクセスポイント間を801.11a, プリンタ-アクセスポイント間を802.11bというふうに、複数の帯域を使って同時に通信できるのだろうと思っていたのですが、NEC Atrem WD605CVではこれは出来ないようです。
Atrem WD605CVの無線LAN設定での選択肢は、802.11b+g, 802.11g, 802.11aの3種類で、同時使用ができるのは801.11bと11gだけのようです。
これについては、誤解しやすいので、明記しておいて欲しいですね。
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