BLACK LAGOON The Second Barrage 005【感想】

BLACK LAGOONの2ndシーズンDVDの5枚目です。
第21話「Two Father's Little Soldier Girls」と第22話「The Dark Tower」は、日本編の6話中の3,4話に当たります。

ホテルモスクワのバラライカは、ここは日本だと言うのに相変わらずロアナプラにいた時のような振る舞いを続けます。
バラライカでない別のロシアマフィアのところを鷲峰組の銀次は襲撃し、いよいよホテルモスクワと鷲峰組みの全面抗争が始まります。

鷲峰組の元組長の娘の雪緒は、鷲峰組を継ぐことを決意しますが、同じ組のチャカが裏切ってしまい、逆にチャカたちに雪緒はさらわれてしまいます。
ボーリング場に雪緒は拉致され、ロックと銀次とレビィは協力して助けに入ります。
銀次とレビィは言葉は通じませんが、そこはプロ、雰囲気と目配せだけでミッションの遂行はノープロブレムで、レヴィと銀次のコンビは無敵で、無事、雪緒の救出に成功します。
発射された銃弾さえ刀で切ってしまう銀次は、半端でなく強いです。(プロ野球選手になっていたら、とんでもない成績を残していたでしょうね。)

ただ、この救出劇で、ロックの立場は、微妙になります。
現場に抗争の真っ只中に身を置いている雪緒達と、部外者のロック達、雪緒は二人の間の越えられない壁の存在を口にします。
抗争の中心人物こそが、雪緒達なのですから。

所詮、一般人崩れのロックと、本物のヤクザの跡継ぎ雪緒の本質的な違いなのでしょうね。
ロックは、何も選んではおらず、雪緒と比較して、ロックは自分の無力さを知ります。

どういう結末になるのか、楽しみです。