きまぐれ乗車券【感想】

ブッキングから小山田いく選集として出版された「きまぐれ乗車券」(小山田いく著)を購入しました(Fukkan.comで注文していたのが届いたのです)。
元々、「きまぐれ乗車券」は小学館から刊行されていて、そちらは持っていたのですが(と言うか、小山田いく作品で単行本で出版されたものは全部持っています)、今回の復刊版には発単行本化作品も5編収録されているということで、購入を決めました。

「くすのき亭の日々」はまあまあでしたが、「すぺしゃる料理人」と「約束」が良かったですね。
「すぺしゃる料理人」の作風は「星のローカス」、「約束」の作風は「むじな注意報」でした。

実際、「約束」には「赴嶺夜」が登場していました。
当然、あのマスターは、長尾君だったのでしょう。
とても懐かしく、何度も読み返してしまいました。
また、古い作品を読み返したくなってしまいました。

それと、帯に出ていたのですが、今後も2ヶ月に1回のペースで、小山田いく選集が刊行されるようです。
4月には「五百羅漢」、6月からは「すくらっぷ・ブック」です。
楽しみですね。
全部買ってしまいそうです。