民主党永田議員のメール問題

asahi.com: 永田議員が会見で謝罪へ 民主は週内に見解 メール問題 - 政治という記事が出ていました。
民主党って、思い込みでしか物事を判断できないのでしょうか。

 これまでの同党の調査で、永田氏が入手した「メール」の送信者と受信者は、ともに情報提供者名であることがわかった。同党関係者は、情報提供者がおおもとのメールを入手し、その後、自分のアドレスに送るなどしたあとに印字した可能性があり、おおもとのメールが偽物だという証明にはならないと説明する。ただ、永田氏が少なくとも真正のメールのコピーをもとに追及したわけではないことになる。
送信者と受信者が同じだなんて、典型的な自作自演のやり方ですよね。
永田議員は、何で、疑わなかったんでしょうか?
今は、小学生(高学年)でも自分で電子メールのやり取りをするような時代です。
もしも送信者と受信者のアドレスが同じだったら、子供だって「えっ、自分で自分に送ったの?」と不思議がるでしょう。
永田議員だけでなく、民主党執行部の電子メールに関する知識は、小学生以下と言わざるを得ません。
そんな人達には、今のIT社会において国会議員たる資格などありません。

それに、入手してから、自分で自分のアドレスに送ったら、Dateヘッダが元の送信時刻と変わってしまいます。
「メールの送信時刻に、堀江氏は選挙活動中だった」という自民党からの反論もありましたが、そもそもDateヘッダが偽者では、そのメールを出したのが堀江氏自身かどうかの確認は、さらに困難になります。
にも関わらず、民主党の永田議員は、その送信日時を実際の送信日時であるかのように公表しました。
この点でも、ガセの情報を公表し、世間を混乱させたことは明白です。

電子メールシステムに関する基本的なことさえ理解せずに、国会で追及した永田代議士の責任は重いです。
もちろん、民主党執行部も、きっちりけじめをつけるべきです。
本当に、呆れて来ました。

もう、私には、民主党を支持する気持ちはまったくありません。
民主党執行部が猛省したならば、再考するかも知れませんが。