金利上昇時代は頭金を貯めるのが逆効果に

子ども・家族にかけるお金を考える(第8回)[畠中雅子氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社という記事が公開されています。
簡単に要約すると、「頭金を貯めている間に金利が上昇してしまうと、住宅ローンの借入額(元金)を少なくしても、ローンの総返済額は減るどころかむしろ増えてしまうことがある」ということです。
これまでの低金利時代では考えられなかったことが、現実味を帯びて来ています。

我が家は、この点を気にして、早期に持ち家することを決断し、ハウスメーカーめぐりを始めてから1ヶ月経たないうちに売買契約まで済ませてしまいました。
当初は土地探し+自由設計で考えていたところ、偶然訪れたハウスメーカー(住友林業)で我が家の希望にあった建売物件(建築条件付土地の区画群の中に建てられたモデルルーム)が運良く見つかるという幸運にもめぐまれました。

持ち家を考えている方には、今現在十分な頭金が貯まっているかどうかに関係なく、まずはハウスメーカーや不動産屋めぐりを開始することをお勧めします。
その中で、運良く自分達の希望に近い物件が見つかったならば、金利が上がり切らない今のうちに、買ってしまっても良いのではないでしょうか。

先のことは誰にも分からないと言われますが、少なくとも今年中は住宅ローンの金利が一本調子で上がることはほぼ間違いないと思います。
一生で一番高い買い物ですので、買い時を見誤らないことが大事だと思います。