Yahoo!ニュース - 読売新聞 - ヒューザー、4自治体への損害賠償提訴取り下げという記事が出ていました。
ヒューザー関連の記事は、久し振りです。
しかし、記事内容を見て、唖然とするとともに、正直なところ、怒りがこみ上げて来ましたね。
耐震強度偽装マンションを手がけた開発会社「ヒューザー」(東京都大田区、破産手続き中)が「建築確認で偽装が見逃されたのは自治体の責任」などとして首都圏の18自治体に計約139億円の損害賠償を求めていた訴訟で、同社の破産管財人が、東京都品川区、八王子市、神奈川県藤沢市、相模原市の4自治体に対する訴えを取り下げていたことが11日わかった。これに伴い賠償請求額は約96億円になった。「損害が発生していないのに、損害賠償訴訟を行なう」とは、ヒューザーの小嶋氏は一体どういう神経をしているのでしょうか。品川、八王子、相模原は該当マンションが未完成で、売買契約が1件も成立しておらず、損害が発生していないため。
これまでに掛けた訴訟費用だけで、かなりの金額になったはずです。
被害者住民の救済を第一に考えていたとは到底考えられません。
訴訟を手伝った弁護士も弁護士です。
ヒューザーは、建築物もずさんでしたが、提訴内容もずさんですね。
藤沢市は、本来はヒューザーが支払うべき「グランドステージ藤沢」の解体費を市が負担したことなどを考慮した。藤沢市は、まさに踏んだり蹴ったりですよね。
負担する必要がない必要を負担した上に、訴訟まで起こされてしまったんですから。
と言うか、税金の無駄遣いではないかという気もしなくもないですが...
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