株式のシステムトレードのルールを見直し

夏休み中に、株式投資のルール(Excelマクロによる解析アルゴリズム)の見直しをしました。

見直したきっかけは、株式投資で勝ち続ける為のメカニズム!年利300%!斉藤正章システムトレード−ホットラインというものを見掛けたからです。

正直なところ、「3万円払ってセミナーのDVDを購入してみようか」という誘惑に何度もかられました。
でも、いろいろと調べてみたところ、本当かどうかは分かりませんが「斉藤氏の方法では、2005年度までは利益が出ていたらしいが、2006年度はマイナス」という記述のあるページを見掛けました。
また、年間を通じてはプラスであっても、月によっては20%以上のマイナス(金額的には700万円以上の損失)になっていることがあるのが、個人的には許容できません。
そうした理由で、DVDの購入は見送ることにしました。

これまでの自分のシステムトレードの基準としては、過去の株価の推移から、どの程度まで下がったら買いを入れて、どの程度まで戻ったら売れば「決して負けることがない」のか、その指標を導き出そうとしていました。
しかし、この指標導出は7月末に破綻してしまいました。
つまり、ちょっとした解析アルゴリズムでは、「決して負けることがない」指標は導き出せない(存在しない)ことが分かったわけです。
そんなことがあって、今度は、「時々負けても良いから、回を重ねればプラスで安定する」という指標を導き出そうと、アルゴリズムの見直しをしました。

アプローチは斉藤氏のものと似ていますが(世の中、同じようなことを考える人は当然いるわけで)、私自身の独自のシステムトレードのメカニズムを確立できるように、今後も研究とアルゴリズムの見直しを続けようと思います。

今、私の解析アルゴリズムで指標にしているのは、暴騰率、25日移動平均乖離率、10日前出来高、等です。
また、ファンダメンタル面では、赤字転落、利益の縮小(程度によります)が発表された銘柄には、手を出さないことにしています。
過去半年の株価データの解析結果からは、半年で資金を数倍に増やせそうな結果にはなっています(あくまで机上計算ですが)。

感情を捨てて、機械的に取り引きすることに徹したいところです。
やるからには、斉藤氏よりもパフォーマンスの良い結果を目指そうと思います。

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