急騰株の空売りで書いたスクリーニング手法(Excelマクロ)で、一昨日、1821 三井住友建設に空売りシグナルが出たので、Excelマクロで算出された空売り推奨価格407円で700株の空売り注文を出しておきました。
約定してはくれたのですが、今日の高値が450円、終値が442円で、結果的には適切な指値とは言い難いものでした。
とは言え、悲観的に考える必要はまったくないと思っています。
私の統計解析プログラムの過去の実績で言うと、売値からの上昇は最大で10%くらいまでは見越しており、想定の範囲内と言うことが出来ます。
また、25日移動平均からの乖離は既に50%になっており、短期的には上げ過ぎです。冷静に考えればここから買い参戦する投資家は少ないでしょう。今日の上げは、売り方が週末を控えて損失覚悟で買戻しをしたからであると見て間違いないです。
しかも、夕方には新規の空売りが禁止されることになりました。
これで、来週以降、新規に空売りを引き込んで踏み上げ相場になることもなくなりました。これなら、逆日歩攻めの心配もなく、安心です。
既存の売り方の買戻しが一巡すれば、あとは買い方のババ抜きが始まり、下げに転じるでしょう。
さらに、10月には発行済み株式数の10倍近い株数の普通株転換が行なわれます。
極度の希薄化に加わって、転換価格は110円とのことですので、10月以降の株価が200円を下回る場面があってもおかしくないでしょう。そこまで下がらないとしても、少なくとも300円までは下がるはずです。
そう考えれば、今は一過性の相場の加熱であり、一時的な踏み上げに対処できる保証金維持率さえ保っていれば、ビクビクする必要はないでしょう。
来週月曜日の前場は売り方の追証対策の買戻しで多少は上がるかも知れませんが、月曜日の後場からはずるずると下がるだろうというのが私の予測です。
■2006/09/14 追記
1821 三井住友建設を返済買いして利確しました。
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