ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女【感想】

TSUTAYAのDISCASでレンタルして鑑賞しました。
正直なところ、世間で騒がれていたほど良い映画だとは思えませんでした。
少し前に3部作として公開されたファンタジー作品の指輪物語と比べても、見劣りがしました。

その理由は、登場人物に対して感情移入が出来なかった点です。
特に、次男のエドムンド。
身勝手と言うか、長男のピーターから厳しく言われて当然だと思います。
そのピーターの代わりにライオンのアスランが犠牲になるというのは、どうしても納得できませんでした。
戦闘では、アスランを死なせた張本人のエドムンドもリーダーみたいにして兵を率いていましたが、いくら預言で王になると言われていても、ありえない話です。
アスランは復活したから(アスラン自身も自分が復活すると知っていたから)まだ良かったのですが、ペベンシー家の4兄弟が王・王女になるというのは、あまりに都合が良過ぎる結末だと思うのです。

そんなわけで、第2章のほうは、観るとしてもレンタルDVDでしょうし、映画館に足を運ぶことはないだろうなと思っています。