劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ました。
テレビシリーズを一通り見た後で見ると、登場人物の成長が感じられますね。
刹那達ガンダム・マイスターだけでなく、特に、フェルトとミレイナが成長したなと思いました。

今回、地球外生命体との対話がテーマとのことで、どんな形の異星人が登場するのかなと期待して見ていたのですが...
金属生命体でした。
テレビシリーズの最後のシーンから木星に関係があることは示されていて、木星人かと思っていたので、正直拍子抜けしました。

あと、地球連邦軍の純粋種のイノベーターであるデカルト・シャーマン大尉が登場したことから、地球連邦軍対ソレスタル・ビーイングの戦闘があるのかなと思っていたら、それもなく、戦闘は地球外生命体対オール地球軍のみで、いつものガンダムらしい展開がほとんどありませんでした。
また、金属生命体が地球側のモビルスーツのコピーを取って戦う場面がありましたが、宇宙空間で、あれでは敵味方が分からなくなって戦闘どころではないだろうと思えて、違った意味でハラハラしてしまいました。

最後の全面対決、刹那の活躍によって、地球外生命体による地球の侵略は免れたのですが、どうも微妙です。
何十年か後の描写では、身体の一部が金属化した地球人が描かれていましたので、何らかの形で融和したのかなとも思えます。
そして、エンドロールの後の最後のシーン、ついに再会した刹那とマリナですが、マリナは盲目の老女になっていました。個人的には、そこまで年月が経ってからの再会でなくて良かったのではないかと思えなくもなかったです。

過去の劇場版のガンダム作品は、何度か見ても良いなと思えるものばかりですが、本作品については2回見ることはなさそうです。