機動戦士ガンダムUC episode1「ユニコーンの日」【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ました。
最近のSEEDや00と違って、ファーストガンダム、Ζガンダム、逆襲のシャアの系譜にある、正統派のガンダムということで期待して見ていましたが、期待を裏切らない作品で、良かったです。
「ミノフスキー粒子」というキーワードが出て来た時は、「ああ、これこそがガンダムの世界だよなぁ」と懐かしく思ってしまいました。

登場人物について言うと、オードリー・バーン(街で上映されていた「ローマの休日」から思いついたのでしょう)こと、ミネバ・ザビ、大きくなったものです。
緑色の目で金髪、振る舞いも大人びていて、とても印象的です。

主人公のバナージ・リンクスは、これまでのアムロ、カミーユと同様にメカ好きで同世代の子供たちに溶け込めていないところがあって感受性が高いという共通点があるものの、実はビスト財団の当主カーディアス・ビストの息子でカーディアスから直接ガンダムを託されたという状況で、従来のガンダムのストーリーとは違って親の七光り的な側面がありました。
個人的には、バナージは、もうちょっとミコット・バーチのことを気に掛けてあげても良いと思うのですが。

あと、ロンデニオンにはブライト・ノアもいるとのことで、そのうちにブライトの率いる艦でバナージが活躍するのかなと期待しています。

カーディアスからガンダムを託されたバナージは、早速ガンダムを起動して、マリーダ・クリスのクシャトリアと対峙します。
搭乗してすぐに敵と戦うあたり、正統派ガンダムらしい展開で、わくわくしますね。

ラプラスの箱とは何なのか、それを開く鍵であるユニコーンガンダムにはどんな力があるのか、今後の展開が楽しみです。