攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
人気作品だったらしく、予約リストの上位に入れてから、実際に発送されて来るまで1ヶ月以上掛かりました。

まず思ったのは、「トグサは偉くなったなぁ」ということですね。
いつの間にか課長の次のポジションに立っていて、公安9課をまとめていました。
ミーティング風景からすると、9課自体もかなり大きくなったようです。

貴腐老人や虐待された子供など、確かに今の日本の将来として起こり得るような設定というのが、よりリアリティがあって楽しめました。
自分の子供を守るため、自殺によって解決しようとするトグサの父性も、親子愛の一形態として良かったなと思います。(突っ込みとしては、頭を撃たなくても、まず自分の足を撃って動けなくなれば、電脳化するために署名に行くことが出来なくなって、目的を達することは出来たのではないかと思うのですが。)

結局、傀儡廻(くぐつまわし)の正体は、ネット上に残された素子の分身と捉えたら良いのでしょうか。
そう考えると、ちょっと後味が悪いですね。

エンディングでの素子とバトーとの会話からすると、素子も公安9課に復帰するような感じで、どうやら次回作がありそうです。
期待しています。