TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
なかなか面白かったのですが、予告編や前宣伝から私が予想していたストーリーとはまるっきり違っていて、予想外の展開に驚かされたのも事実です。
観る前に私が何となく思っていたのは、落雷によって暴走した無人ステルス機(エディ)と、同じく最新のステルス戦闘機乗りのエリートパイロット3人とが敵対関係になって空中戦を繰り広げる、といったストーリーでした。
でも、実際は、そうではなかったですね。
エディは、AIであって、指令には忠実。でも、人間の言動を見て学ぶことは学ぶんですね。
実は、エディの成長過程を描いた映画だったのかも知れません。
エディ追撃中に壁に衝突してお亡くなりになったヘンリーは気の毒でしたけど、カーラの度々の「危ない」という忠告に従わなかったという点では、本人の戦闘能力に問題があったわけで、エディによる攻撃があったわけでもなく、自業自得とも言えます。
カーラが離脱した後について言えば、ベンの説得にエディは応じて、今度は「仲間を見捨ててはならない」という知識を得て、ベンを乗せて、北朝鮮に墜落したカーラの救出に向かいます。
ラストで、韓国国境へ走って逃げるベンとカーラを北朝鮮のヘリコプターによる攻撃から守るため、自らヘリコプターに突っ込んだエディの行動には感激しました。
そういう意味では、エディというプロジェクトは、成功だったのでしょう。
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