リーンの翼4【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
今だと、3以降は、ほぼ待たずにレンタルできるようですね。

第4話では、サコミズ王が、バイストンウェル内での戦闘における、勝者の驕りと敗者の恨みによるカーラ力を元にして地上界に出ようとします。

エイサップは、サコミズ王の指示でナナジンで反乱軍との会見に出向き、会見後ナナジンに戻ってからサコミズ王からの命令書を開き、だまし討ちであることに気付きます。
エイサップには、どの勢力につくのが自分の立場上良いのかいう利己的な意識がなく、自分が「これはおかしい」と感じたら自分が正しいと思う通りに動いているので、感情移入しやすいような、それでいてつかみどころがないような、不思議な感覚を抱きながら観ました。
とりあえず、エイサップがリュックスをかなり意識しているのが、面白かったです。

キャラクターの中では、フェラリオの女の子エレボスが、なかなかいい味を出していました。
ジャコバ王が乗り移ったときの声だけは、ちょっと不気味でしたけど。

以下、いくつか第4話の中で印象的だった科白を挙げます。
ローリの「日本は戦争に負けたおかげで経済大国になった」。
リュックスがサコミズ王に対して言った「存在するものを一人の力で消せるものですか」。
エイサップがリュックスがサコミズ王に向かって行った時に言った「親殺しは悪をなすもののやることだ」。

テンポが早くて、結局2回観ました。
ようやく、「リーンの翼」の世界観が分かって来たかな、という感じです。