相撲界は、何を考えているのか、よく分かりませんね。
個人的な意見としては、朝青龍は早期にモンゴルに帰国させるべきだと思います。
その結果、朝青龍自身が、今後自分がどうありたいのかを考えて、「引退してモンゴルで相撲以外のことをしよう」という気持ちになれば、引退させてしまってよいのではないのでしょうか。
どうも、朝青龍と、日本の相撲界とは、肌が合わないのではないかと思います。
朝青龍、謝罪会見を拒否 高砂親方、説得続ける意向 - スポーツを読んで、そう思いました。
大相撲の高砂親方(元大関朝潮)は9日、出場停止と自宅謹慎などの処分を受けている弟子の横綱朝青龍に対して、謝罪の記者会見をした後に日本国内で入院するように勧めたことを明らかにした。朝青龍は、この日は勧めを受け入れなかったが、親方は10日も同様の説得を続けるという。
よく分からないのは、謝罪会見をしたくないのか、日本国内では治療をしたくないのか、どちらなのかということです。
朝日コムの見出しからすると、前者は確定なのでしょうか。
だとすれば、朝青龍自身は、何も反省していないことになります。
診断書を提出して治療のため休場したいとか言いながらモンゴルでサッカーに興じたことは、仮病を使って会社を休んでこっそりと遊びに出掛けているようなものです。
精神的に参っていても、これが横綱としてふさわしくない行為であり、謝罪会見に応じるのは当然という判断くらいは(時間を掛ければ)出来るでしょう。
それすら出来ない状況というのは、(直近は)相撲を続けられないくらい重度のうつ病なのか、あるいは性格的に問題があるということになります。
2人は約1時間半、東京都内の朝青龍の自宅で話した。事前に「できれば、きょうのうちに記者会見させて、明日にでも入院させたい」と話していた親方は「きょうは説得に失敗した。今後も粘り強く説得する。本人は『どうして、こうなってしまったのか』などと話していたが、前よりも話せるようにはなった。『ストレス障害もそうだが、ひじも腰も治療しよう。治そうよ』と話した」と説明した。 北の湖理事長(元横綱)は「気持ちも、けがも出来る限り治療して欲しい。帰国しての治療はない? 師匠がそう考えているし、当然でしょう」と述べた。
先日の精神科医の診断では、「モンゴルに帰国して治療するのが本人のためだ」という見解があったと記憶していますが、高砂親方(元大関朝潮)と北の湖理事長(元横綱)にはそうした考え方はないようですね。
高砂親方(元大関朝潮)と北の湖理事長(元横綱)には、精神的な病についての理解がないのでしょう。
そういう状況下で、日本で治療をすることなど、うまく行かないと思います。
日本で入院させても、上記の2人は必要以上に朝青龍に接したり、メディアの前で発言したりするでしょう。それは、朝青龍へのストレスになって、回復を遅らせるか、あるいは事件を誘発することになるでしょう。
朝青龍の日本国内での治療がうまく行くとは、私には思えません。
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