これまで、XREA.COMのレンタルサーバ(有料コース)でブログを運用して来たのですが、今日、その上位プランにあたるCORESERVER.JP:コアサーバーにのCORE-Aプランに移行しました。
きっかけは、XREAで安定性の低さです。
同じIPを使っている他のサイトの一覧を出してくれる『myIPneighbors』 | 100SHIKI.COMで紹介されていた「myIPneighbors」で調べたところ、そのレンタルサーバのIPアドレスを使っているドメインは300近く表示されました。
自分のドメインは表示されなかったので、すべてのドメインが表示されていないようですので、ざっと500くらいのドメインが同居しているのでしょう。
これでは、安定稼動を望むのは無理というものです。
事実、XREAでは、Movable TypeのPerlスクリプトがエラー終了するのは、日常茶飯事でした。
このブログのように1,000を超える記事があると、再構築の完了までに、エラーが10回くらい起こり、そのたびにリロードボタンを押して対応しなければなりませんでした。
さらに、今回9/4(火)の夜から、9/6(木)の夜まで、MySQLプロセスがダウンしたまま放置され、ブログの記事の閲覧はできたものの、ログインができないため新規投稿ができず、コメントやトラックバックの受け付けもできない状態でした。
極めつけは、9/6(木)のMySQLのサーバが復活した際に、何と、私のデータベースがクラッシュして、ブログ記事のデータが失われてしまったことです。
データベースのバックアップは7月下旬に取ったのが最後だったので、ほとほと参りました。
幸いなことに、記事のHTMLファイルは無事だったので、記事をゼロから書き直さなくても大丈夫というのが、唯一の救いでした。
もし、1か月以上の記事データがいかなる形でも完全になくなってしまったら、多分、ブログをやめていたでしょう。
とは言え、流石に、XREA+のサービスを継続する気はなくなってしまいました。
代替案として、まず、自宅のパソコンを24時間稼動させてブログサーバにすることを考えました。
元々、XREAの前は自宅のWindowsマシンでMovable Typeを動かしていましたので、技術的な問題はありません。
ただ、デスクトップ型パソコンの電気代が月に3,500円くらいになるという実測結果を思うと、電気代の高さから躊躇してしまいます。
さらに、24時間稼動にすることで、パソコン内部の各種の部品も早く劣化するでしょう。
そう考えると、普通のパソコンを自宅サーバ機に仕立て上げるというのは、ためらわれます。
別の代替案として、まったく別の業者で、ある程度定評のあるレンタルサーバに乗り換えるという方法があります。
ただ、互換性のことを考えると、若干の不安が残ります。
そうでなくても、データベースから失われた記事をHTMLから復元するのに苦労しそうなのに、さらに他社のレンタルサーバに移行するための手間は掛けたくありません。
そのようなわけで、運営母体が同じなのが気にはなるのですが、互換性の高いCORESERVER.JPへの引越しを決意しました。
ユーザ向けの管理画面のインタフェースはほとんど一緒なので、Movable Typeの移行に関してほとんど調べ物をしなくて済んだのが助かりました。
上位サービスということもあり、安定性はXREAよりは優れていると思われます。
メモリも4GB積んでおり、上限アカウント数が128であれば、CGIのエラーが出る確率は低くなりそうです。
が、運営者が同じであることを考えると、また、プロセスダウン時にデータベースがクラッシュする可能性は否定できません。
まめにデータベースのダンプを取り、自宅PCへのバックアップを取るよう、心掛けようと思います。
コメント