デスクトップ型パソコンの電気代

冬場になって電気代がさらにアップしたのですが、エアコンの使用頻度が増えたことに加えて、デスクトップ型(タワー型)パソコンを自宅サーバにして24時間通電にしたことも電気代のアップにつながっていると考えられます。
実際、パソコンの電気代がどれくらいなのか気になったので、エコワットを購入して調べてみました。

結果として、パソコン本体と周辺機器(液晶ディスプレイとプリンタを除く)について調べたところ、最大限の省電力設定にしても、1日の電気代は116円掛かることが判明しました。ちなみに、パソコンの起動時の電気代は、エコワットでは計れないくらいで、要するに1円未満でした。
単純計算で、24時間通電にしたパソコンの電気代は1ヶ月で3,528円、1年間で42,340円になります。実際にパソコンに向かって作業しているのは1日に4時間くらいですので、残りの20時間分が自宅サーバ化のコストと言えます。単純計算で2,940円/月、35,283円/年ですね。
これは高いです。ちょっとしたホスティングサービスを契約してもおつりが来てしまいます。

対策案として、現在は家内がメールとWebのために使っているノートパソコンHP nx9030/CTにApache, Movable Type等を入れて24時間通電にして、デスクトップ型パソコンの代わりにノートパソコンを自宅サーバにする案があります。
ノートパソコンとは言え屋外に持ち出すことはなく、ACアダプタ接続ができない場所で使うこともありませんので、おあつらえ向きです。
家内に「ノートパソコンの電源は切らないでね」とお願いしておけば済む話です。
こちらは、1日電源を入れていても電気代は40円程度なので、月額でも1,200円程度で自宅サーバを実現可能です。

また別の案としては、中古のノートPCを別途追加購入して自宅サーバ専用機にするという手もあります。
その場合は、無線LANカードやウィルス対策ソフトの導入費が必要になりますが、ネットオークションを使えば前部で2万円あれば揃えることは可能でしょう。
家内のものと別にすることで、いつでも気兼ねなく使えるという精神的なメリットもあります。

いずれにせよ、今月中には自宅サーバをどうするか決めてしまい、来月早々にはデスクトップ型パソコンを常時通電するのはやめにするつもりです。

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