自宅サーバをデスクトップPCからノートPCに移行

デスクトップ型パソコンの電気代に書いたように、ブログサーバを自宅サーバで運用するようになってからかなり電気代が掛かるようになり、いくつかの案を検討した結果、別のノートPCを24時間通電にしてブログサーバにすることにしました。
以下のような環境設定をしました。

(1) ノートパソコンにActive Perlをインストール
デスクトップPCと同じバージョン、同じBuild番号のActive Perlをインストールしました。
追加したモジュールもあるので、インストール後、デスクトップPCのC:\Program Files\Perl下の全ファイルをノートPCの同名のフォルダにコピーしました。

(2) ノートパソコンにMySQL Serverをインストール
これも、デスクトップPCと同じようにインストールしました。
データベースの移行を確実、かつ少ない手間で行ないたかったので、ノートPCへの標準設定でのインストール後、デスクトップPCとノートPCの両方でMySQLのサービスを停止し、デスクトップPCのC:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.0下の全ファイルをノートPCの同名のフォルダにコピーしました。

(3) ノートパソコンにApache HTTP Serverをインストール
これも、上述のMySQLと同じ手順でインストールと移行を行ないました。
それによって、Movable Typeの環境もそのままコピーされました。

(4) ADSLモデムの静的ポートマッピングの修正
これまで、Internetから80番のポートにアクセスがあった場合はデスクトップPCのIPアドレスにマッピングされるように設定していたのを、ノートPCのIPアドレスにマッピングされるように設定しました。

上記の設定と再起動により、ブログサーバの移転はあっけなく終わりました。
これで、およそですが、1ヶ月の電気代を2,000円ほど節約できるようになったはずです。

問題はバックアップですね。
デスクトップPCはファイナルBackUp 2007 Proを購入したことで、内蔵した2台目のハードディスクに毎日バックアップされるような設定にしていたので、万が一のディスククラッシュでも安心でしたが、ノートPCは内蔵ディスクが1台であり、そうは行きません。
色々と考えた末、デスクトップPCからノートPCのディスクを共有して、FreeSoft DirSyncを使ってネットワークバックアップを取ることにしました。(ちなみに、DirSyncは、かつて不具合の修正のために私もちょっとだけ貢献したことがあったりします。)
これで、万が一ノートPCのディスクがクラッシュしても、机上PCのほうで代替することが可能になりそうです。