BLACK LAGOONの2ndシーズンDVDの3枚目です。
第17話と第18話は、偽札作りをするインド女性ジェーンに纏わるストーリーの中編と後編にあたります。
暴力協会でエダからホテル・ランサップインを紹介されたジェーンですが、実はエダはこのホテルの情報をジェーンを追っている連中にもリークしていたんですね。
「Escape From Death」の張り紙は、確かに「便所の落書き」なんですが、エダ曰く「7回試して4回は成功した」そうで、今回ジェーンもその通りに逃げて来て、ロックの運転する車に乗り込むことになります。
ところが、肝心の逃亡に使う予定のラグーン号はロアナプラから離れていて、一向は港で足止めを食らうことになり、シェンホアを始めとする追っ手に囲まれてしまいます。
このあたりのことは、ロックとレヴィは当然知っていた話で、エダだけが知らなかったんでしょうね。
そうしたエダの詰めの甘さが、エダ、レヴィ、ロック、ジェーンを窮地に追い込んでしまい、ロックとジェーンは掃除屋ソーヤーに屋上で追い詰められ、ロックは「考え中だ」としか答えられない絶体絶命に陥り、第17話は終わります。
第18話では、ラグーン号が救援に間に合って、エダ、レヴィ、ロック、ジェーンを乗り込ませられたものの、他にも追っ手に船に乗り移られてしまいます。
結局は、振り落としたりして、事なきを得るのですが。
ここで、エダはCIA関係者である(だった)ことが明らかにされます。
が、今でもCIAとしての任務でロアナプラにいるのか、CIAを引退してロアナプラにいるのかは、明かされませんでした。
他に第17話で気になったのは、ベニーの「ロアナプラの中でもベニーとロックは例外だ」という台詞に対して、ダッチは「二人の底にあるもののことを知っているんだぜ」と返したシーンですね。
確かに、相対的に見れば、ベニーとロックは「普通の人」なんでしょうけど、犯罪行為を悪いことだと思えなくなっているあたり、実はロアナプラの他の登場人物と明確な境界がなくなっているとも言えます。
強いて言えば、ベニーとロックは拳銃等の武器を持たないことが、他の登場人物との違いかも知れません。
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