10/1付けで管理職に登用されることになり、先週のX曜日に、1日、管理職研修を受講しました。
簡単に言いますと、管理職としての心構えのような内容で、教育の前に大量のテキストを渡されて読んでおり、当日は事前質問への回答が中心でした。
気になったのは、今回、管理職(課長相当職)に任用された人数が、普段(うちの会社は、春と秋に昇格あり)の半分くらいだった、ということです。
もちろん、今や年功序列制度下ではありませんので、ある年齢もしくは入社後何年で管理職に自動的になれるわけではありません。
そう考えると、期毎の管理職への任用人数にばらつきがあるのは、当然の話です。
ただ、気になっているのは、管理職の絶対的な人数の多さです。
少し前までは、IT業界、特にソフトウェア業界の場合、40歳代、50歳代の人は、社会に出た時点の職種として、元々それほど多くはなかったと考えられます。実際、40歳代以上の人は「元はハードウェア屋だった」という人が少なくありません。
元々がそういう構成なので、少し前までは、40歳代や50歳代の人の多くが管理職になっていても、職場の人員比率は、以前はそれほどいびつにはなっていなかったと思います。
が、最近は、ソフトウェア業界の職場で、皆が歳を重ねた結果、40歳代の人がかなり増えて来ました。
自分はまだですが、あと数年すれば、四十路に足を踏み入れます。
今から10年後の職場の人数構成は、下手をすると、「管理職と非管理職の人数が同じくらい」になっている可能性があります。
そうなった時に、うまく仕事が回っていくのだろうか、というのを少々不安に思っている今日この頃です。
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