エディタで特定の場所に簡単に戻って来るためのTips

ワードやエクセルで編集している時に、離れた行にあって画面に表示されていない場所の文字列をコピーして戻って来てペーストしたいことが、しばしばあります。
ウィンドウを分割表示して、片方のウィンドウで今の行を、別のウィンドウでコピーしたい文字列のある行を表示させるというのも一つの方法ですが、キーボードやマウスの操作が煩雑で、けっこう面倒です。
私は、よく、次のようにして、ウィンドウの分割をすることもなく、別の場所から文字列をコピーして来て、今の場所にペーストしています。

やることは、まず、今の場所に、不要な文字を1文字入力することです。
どんな文字でも構いませんが、仮に削除し忘れても目立たないような文字のほうが良いのかも知れません。
ここでは、仮に、xキーを押して"x"という文字を入力することにします。
これが、一種のマークの意味を持つことになります。

次に、コピーしたい文字列を、画面をスクロールして探しに行きます。
エディタの検索機能を使っても構いません。
とにかく、目的の文字列を探し出して、範囲選択して、コピー(Ctrl+C)します。

その次がポイントで、いわゆるやり直し操作であるCtrl+Zを押すのです。
すると、直前に入力した文字"x"の入力が取り消されるだけでなく、文字"x"を入力した場所にカーソルが移動してくれます。
そこで、ペースト(Ctrl+Y)をすればOKです。

これで、画面分割などをすることなく、離れた場所の文字列をコピー&ペーストすることが出来ます。
お試し下さい。