TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
これで全編見終えたことになるのですが、レンタルで観始めてから、何と8ヶ月近く掛かってしまいました。
もうちょっと、優先度を上げてレンタルして観たほうが良かったかも知れません。
第24話「オブの生まれた日」は、キートンとダニエルの出会いが描かれていました。
他のエピソードと比較すると、キートンはとても若く見えますね。
ダニエルは、相変わらずでしたが。
キートンの推察力とイギリスSAS時代に培った知識で、事なきを得て、殺人事件も無事解決しました。
ダニエルも、他のエピソードではあまりパッとはしないものの、本エピソードではダニエル自身がシャツのポケットの中の破片を発見しています。彼も、それなりに見るべきところは見ているようです。
第24話ということで、テレビシリーズでは最終話だったようですが、もっと早い回で放映していれば、ダニエルの印象も変わっていたのではないかと思います。
新エピソード「狩人の季節」前後編(第38話,第39話)は、MASTERキートンシリーズでは唯一の前後編構成でした。
SASの訓練生だった頃の教官であるプロフェッサーが登場し、本シリーズでキートンが「MASTER」と呼ばれている発端も描かれています。
プロフェッサーが、結局どのような運命を辿ることになったのか、結局明かされずに終わりました。
ただ、いくら麻薬密売組織を潰すためとは言え、戦場ではない、警察の管轄する場所であれだけの殺傷を行なっていて、あえてキートンが見逃してしまうという点は、疑問に思わなくもないです。
あるいは、キートンを「正義の味方」と捉えること自体が作者(浦沢直樹)の意図には反していて、キートンらしい生き方というのを、作者は表現したかったのかも知れません。
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