009-1 Vol.5【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして観ました。
Vol.5では、ミレーヌが悲しみの感情、そして涙を見せたのが意外でした。

Mission:9「復讐」では、ミレーヌが倒したエージェントの弟(ノーマン)が、イーストブロックのエージェントの手を借りてミレーヌに復讐をしようとするストーリーでした。
ただ、ノーマンが車の中でバックミラーを覗いた目つきから、ノーマンがミレーヌを狙っているのが分かってしまい、ちょっと先が読めてしまいました。
ノーマンに睡眠薬入りのコーヒーを飲まされてしまう辺りは、ミレーヌもエージェントとして隙がありましたね。
目が覚めた時にはノーマンによって拘束されており、胸の武器まで封じられてしまっており、絶体絶命かと思ったら、靴に仕込んだ針で形勢逆転に成功しました。
ミレーヌが涙したのは、残されたケイとトニーを思ってのことなのか、素人なのにエージェント兄の復讐のために命を落とす羽目になったノーマンを思ってのことなのか。
いずれにせよ、大人のミレーヌが涙を見せたのは、これが初めてではなかったかと思います。

Mission:Extra「R&B」は、映画でたまに使われるように、オープニングでラストシーンの一部を見せる手法を採っていました。
それはそれで悪くはないと思うのですが、流石に25分のストーリーでは、先が読めてしまいますね。
ミレーヌの監視対象のサムは、始めから、ミレーヌに監視されていることが分かっていたようです。
一方、ミレーヌは、サムに心惹かれるところがあったらしいです。エージェントらしからぬところですね。
まさか、情報伝達手段が音楽とは予想できませんでした。
サムは、エージェントはエージェントでも、所属する組織のためではなく、イーストもウェストも関係なく、平和のために動いていました。
なぜ、サムがあのような最後を選んだのか、今ひとつ分からないところがあります。
ミレーヌに何かを託したかったのでしょうか。
ミレーヌが、最後に自分でボタンを押したのは、サムの後を追っても構わない、そう思ったからではないかと思います。

Vol.6のミレーヌが楽しみです。