伝説巨神イデオン 発動篇【感想】

TSUTAYSのDISCASでDVDをレンタルして、前作の伝説巨神イデオン 接触篇に引き続いて観ました。
接触篇のほうは、テレビ放映版のシーンを流用していたのか、やや作画が良くなかったのですが、今回の発動篇のほうは割と良かったと思えました。

ストーリーは、もしかしたらという伏線は随所にあったのですが、案の定、最後は両軍とも全滅という悲しい結末でした。
主要なキャラクターが次々と亡くなって行くのは、見ていて悲しかったです。
カララが亡くなった辺りから、そのような予感はあったのですが。

主人公のコスモと仲の良かったカーシャがお亡くなりになって、「ああ、みんな、助からないんだろうな」という確信を持ちました。
冒頭でキッチンが亡くなるシーンもかなり衝撃的でしたが、最後のほうでまだ子供のアーシュラが亡くなるシーンは、惨かったです。
子供向けのアニメとしては、適切ではないでしょう。
テレビでの放映であれば、どちらもカットされるのでしょうね。

エンディングは、微妙なところです。
魂は、浄化され、佳き心だけが地球に残ったのでしょうか。
それがイデの導きということなのかも知れませんが、生きている人にしてみれば、「何のために生きて来たの」というカーシャの科白の通りではないかと思います。