遙かなる時空の中で~八葉抄~第七巻【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ました。
2007年の年末に、深夜に地上波で「劇場版 遥かなる時空の中で 舞一夜」が放送されていたのを録画していたのを見たところ、ちょっと背景が掴めなかったので、ネットで調べたところTV版があって現在はDVDがレンタルされていることを知って、順次見ているところです。
第五巻以降はなかなか送られて来なくて、この第七巻も結局ウェイト状態にして借りることが出来ました。

DVDの第七巻には、「第拾八話 四位の侍従と茜姫」「第拾九話 止められぬ思い」「第弐拾話 貴女に授かりし光」が収録されています。

第拾八話は、八葉抄の中では異色のストーリーでした。
不遇な環境におかれた、あかねにそっくりな茜姫に出会い、茜姫を助けるために八葉がそれぞれ役割分担をして、茜姫が鬼にさらわれたことにしてしまいます。
結果的に茜姫は四位の侍従とうまく行ってハッピーエンドなのですが、鬼を悪者扱いにしてしまったり、かつて盗賊に兄を殺されてしまった頼久に盗賊役をやらせたり、はたまた鷹通に茜姫の戸籍操作をさせたり、ずいぶんといけないことをしているなぁと感じてしまいました。

第拾九話と第弐拾話は、概ね、これまでの路線で、少しずつ鬼との決戦が近づいているようです。