AIR 4【感想】

少し前に劇場版AIRを見た後、TVアニメ版のほうが映像が綺麗という話を聞いて、TVアニメ版のDVDをTSUTAYAのDISCASでレンタルして順次見ているところです。
第4巻には、第七話「ゆめ ~dream~」と第八話「なつ ~summer~」が収録されています。
カバーデザインの通り、1000年前の世界が出て来ます。

第七話で、体調を崩した観鈴の母親、晴子が突然温泉めぐりに行くと言い出した時は「母親としてそれはないだろう」と思いましたが、後になって、実は、晴子には別の目的があって出掛けたことが分かります。
一方、往人は背中を切られる夢を見て、実際に背中にあざが出来てしまいます。
このあたりから、過去からの因縁があるらしいことが分かります。
結局、往人は「俺たちは近づきすぎてしまった」と言い、観鈴も「仕方がないよね」と言って、往人が出て行くことを受け入れます。
今回は、他のキャラクターがほとんど登場して来ないのが気になりました。
あるいは、第2巻、第3巻で、彼女達のストーリーは完結したということかも知れません。

第八話では、カバーデザインの通り、1000年前の世界の、柳也と神奈、裏葉が出て来ます。
現代の時とは描写が違っており、垂れる汗とか、ビジュアルアーツらしくないアニメに見えてしまいます。
柳也と神奈、裏葉はしばらく仲良く暮らしていますが、神奈が住まいを移ることになったのに乗じて、3人で神奈の母親のところに向かう決心をします。
途中、武者法師に柳也が切られて刀傷を負ったのが、現代の往人の刀傷の痕と関係がありそうです。
母親との対面を果たした神奈ですが、母親から山を下りるように言われてしまいます。
うまく母親を救出できるのか、続きが楽しみです。