少し前に劇場版AIRを見た後、TVアニメ版のほうが映像が綺麗という話を聞いて、TVアニメ版のDVDをTSUTAYAのDISCASでレンタルして順次見ているところです。
第5巻には、第九話「つき~moon~」と第拾話「ひかり~light~」が収録されています。
第九話で、柳也と神奈、裏葉は、牢に入れられていた神奈の母親を救出しますが、神奈の母親は翼人を討ちに来ていた兵士の矢に射られてしまいます。
その場は神奈の母親の翼人の力でしのぐことが出来たのですが、矢に射られたのが致命傷となってしまいました。
母親に、お手玉が出来るようになったのを見せようとする神奈の姿がいじらしかったです。
その後も一向は追っ手に追われ、神奈も翼人の力を発揮して空を舞うのですが、やはり矢で射られてしまいます。
神奈を失って自暴自棄になっていた柳也ですが、翼人を信仰している知徳法師に手の元に助けられます。もうちょっと早く来てくれればという感じでした。
知徳法師の元で修行をした裏葉は、めきめきと法術を身につけて、魂寄せの呪法を行ない、神奈の魂が未だに空にあることを知り、いつか神奈の魂を救えるように柳也とを子を作ります。
どうやら、柳也と裏葉の子孫が、本編の往人のようで、これで話がつながりました。
第拾話は、カラスのそらの視点での総集編のような感じで、それまでのエピソードを振り返っていました。
一点、バイクに乗せられた時のそらの色が黒ではなく白だったのが気になりました。
また、観鈴の両親のエピソード、晴子と観鈴が暮らすようになった経緯も語られています。
晴子が、いつか父親が迎えに来て観鈴がいなくなった時にみじめな気持ちにならないように、あえて観鈴と距離をおいていたことも明かされます。
そして、観鈴が体調を崩している最中「温泉旅行に行く」と行って出掛けたのが、実は観鈴の父方である橘の家に談判しに行くためだと分かります。
このあたり、劇場版AIRと比べると、晴子と観鈴の距離感が少し違っていたのは、展開に合わせて距離が縮まって行くのを描きたかったからなのでしょう。
ところで、最後にカラスのそらは、自分がかつて往人だったことを思い出すのですが... 往人はいつからカラスのそらだったのか、疑問が残りました。
コメント