2008年の日経平均株価の1万円割れを予言したページ

10/7(火)に日経平均が1万円割れを起こしました。
歴史的な日になるかも知れません。
終値こそ1万円台を維持しましたが、どうもこのままズルズルと下げて行きそうな雰囲気です。

この状況を今年2008年の初めに予測したアナリストって、ほぼ皆無だと思います。
出前味噌で申し訳ないのですが、世界同時株安の連鎖と長期金利の低下は住宅ローン借り換えのチャンスでは、

個人的には、日経平均は時々小さくリバウンドしながらこのままずるずる下げて、年の半ばには1万円割れするのではないかと思っています。
と書いていたことを思い出しました。
現実は「ずるずる」ではなく、春先から初夏にかけてはそこそこリバウンドしていたので、完全的中というわけではありませんでしたが、それでも2008年内の1万円割れの可能性を示唆していたのは、我ながらあっぱれだったと思っています。
2008年度と書いていたら、もうちょっと先見の明があったと胸を張れたかも知れません。
とは言え、私自身は空売りで儲けたわけでもないので、ただ文字にしていただけ、と言われればそれまでですが。

さて、結局のところ、本記事で何を言いたいかと言いますと、長期的な株価については、著名なアナリストの言うことなど、まったくあてにならないということです。
今回は、サブプライムに端を発したリーマン破綻など、予想外のことが起きたとも言えますが、そうした予想外のことが起こるくらいですから、専門家の言うことなど信用してはなりません。

株式投資を勧めている証券会社のうちいくつかは、実は手数料欲しさに株式投資を勧めているだけであり、このような事態になっては投資家は泣きをみるだけです。
もちろん、いつかは日経平均株価が2万円になるかも知れません。
逆に、日経平均株価が2009年中に5,000円台になることだって、十分可能性はあります。
これから株式投資をするのであれば、そうしたことを想定の範囲内にしないといけない、そう思う次第です。

(注) 後で書き換えたわけではありません。検索エンジン等、過去のページを保存しているサイトで、確認できるはずです。