獣の奏者 エリン 3【感想】

TSUTAYAのDISCASでDVDをレンタルして見ています。
闘蛇の背に乗ってアケ村から遠く運ばれて来たエリン、川に浮かんでいるところを助けてくれた蜂飼いのジョウンと暮らし始めます。
闘蛇の世話役とはまったく違った蜂飼いという職業のジョウンの元であれば、母親のことを思い出す機会は余りないかなと思っていたのですが、事あるごとに母親とのことが思い出されてしまい、辛そうです。

これまでのことから、エリンは聡明であることに加え、嗅覚や音感に優れていることが分かりました。
そして、王獣が闘蛇から子供の王獣を守る一部始終を見て、王獣が闘蛇を静止させるのに使った声が、かつて闘蛇の裁きの場で母親ソヨンが使った指笛と同じ音であることに気がつきます。
耳膜のある野生の闘蛇に効くのですから、戦争の道具として飼われている耳膜を切られた闘蛇にも当然効くのでしょう。

エリンがこのまま闘蛇との関わりを持たずに蜂飼いで終わるはずはないでしょう。
この知識を、エリンが今後どのように活かすのか、エリンがこれからどのように成長して行くのかが楽しみです。